LGエレクトロニクス・ジャパンは有機ELテレビの最新機種「LG OLED TV」3シリーズ5モデルを5月下旬より発売する。

▲OLED 65E6P

ラインナップ

●OLED E6P
OLED 65E6P(65インチ) オープン価格(推定90万円前後) 5月下旬発売
OLED 55E6P(55インチ) オープン価格(推定70万円前後) 5月下旬発売
●OLED C6P
OLED 55C6P(55インチ) オープン価格(推定47万円前後) 5月下旬発売
●OLED B6P
OLED 65B6P(65インチ) 仕様と価格は未定 今夏発売(6月15日から予約開始)
OLED 55B6P(55インチ) 仕様と価格は未定 今夏発売(6月15日から予約開始)

有機EL 4KパネルでHDRの明暗を美しく表現

OLED E6PとC6Pシリーズは3840×2160の有機ELパネルを採用。有機ELは自発光素子のため光漏れの原因となるバックライトが必要なく、引き締まった「漆黒」を再現でき、ピクセルをひとつずつ調光することで豊かな色彩と明暗を表現することができる。また、広色域規格BT.2020対応の10bitパネルは10億色以上の色を表示可能。独自の「3D Color Mapping」技術とあわせて、本来の色に忠実できめこまやかな色彩描写を実現する。
さらに、全モデルでHDR規格の推進団体「UHD Alliance」から品質保証を受け、「Ultra HD Premium」と「ドルビービジョン」に対応。通常のHDR対応液晶テレビのダイナミックレンジが約14Stopsであるのに対し、本製品では20Stopsのダイナミックレンジを表示できるという。
HDR対応作品の視聴に関しては映像配信サービスのプロバイダとも連携。OLED E6P/C6PシリーズはNetflixをスムーズに視聴・操作できる推奨テレビに認定されており、今後Netflixでは「ドルビービジョン」対応のHDR配信作品を増やしていく予定だ。なお、HDRではない通常の映像に最適な色補正を行い、HDR映像に迫る高品質で表示する「HDR Effect」機能も搭載されている。
最上位モデルのOLED E6Pシリーズは映像に没入できるように上下左右のフレーム幅をわずか1mmにまで減らし、最薄部7mmというスリムな造りで、部屋のどこに置いても雰囲気を損ねないスタイリッシュなデザインを追求している。また、スピーカーはフロントに20Wのメインスピーカーと10Wのウーファーを2基搭載。有機ELに最適化されたサラウンドアルゴリズムによりクリアで鮮やかな音質を得られるという。
入出力端子はE6PシリーズはHDMI入力端子を4系統、C6Pシリーズは3系統装備するほか、コンポーネント/ビデオ入力×1、ヘッドホン出力×1、光デジタル音声出力×1、USB×3(USB3.0×1、USB2.0×2)、LAN端子×1を備え、Wi-Fi機能も内蔵する。
●製品ページ
http://www.lg.com/jp/tv/lg-OLED65E6P
http://www.lg.com/jp/tv/lg-OLED55E6P
http://www.lg.com/jp/tv/lg-OLED55C6P