ソニーは、放送局向けのリアルタイム伝送中継システム、ロケーションポーターの新製品として、より機動性を高めたリアルタイム・ビデオトランスミッターRVT-SD100を3月18日に発売する。価格はオープンだが、市場推定価格は160万円前後。


◆専用のハードウェアを開発し、小型化と簡単操作を実現
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 ロケーションポーターは、放送局などの報道中継や自治体が行う災害時の情報収集など、緊急性が要求される場面で簡単に映像をリアルタイム伝送できるシステム。中継車を用意しなくても、カメラと送信側端末と受信側端末があれば、映像を送ることができる。従来のシステムでは、送信側、受信側ともに専用のアプリケーションをインストールしたパソコンを使用していたが、より現場での機動性を高めるために、専用のハードウェアを開発した。
 ビデオカメラと本機を接続すれば、現場では映像送信のスタート、ストップのボタン操作だけでFOMA回線等を介して、手軽に映像を送ることができる。伝送には、H.264/AVC映像コーデックを採用。QoS機能により、高画質・高音質を保った伝送が可能となる。
 本体はA5サイズの小型サイズで、バッテリーもあわせて約1.5kg。ショルダーストラップによる肩掛けスタイルも可能。
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□問い合わせ先:
ソニーマーケティング㈱業務用商品相談窓口 0120-788-333(フリーダイヤル)、0466-31-2588(携帯電話/PHSから)
ロケーションポーター オフィシャルサイトURL
http://www.sony.jp/products/Professional/rvt/index.html