1週間があまりに早すぎて時間の感覚がよくわからなくなっていますが、ビデオサロン 1月号が発売されました。内容はこちらからぜひチェックお願いします。

その付録で、ATV A-PRO-1の渡邊さんのレポートでGH4と組み合わせたB4マウントのENGズームレンズ、キヤノンJ8x6B4。ヤフオクで3万円で買ったという。

その話の続きで、今週は放送局から出てくる機材を買い取って、販売しているTRUSTさんに取材に行ってきました。現在、2月号用に動画のためのレンズ選び特集を作っているのですが、とても入りきらないので、その次の号にするか、MOOKでレポートしようと思っていますが、B4マウント(B3マウント含む)のズームレンズの話をいろいろ伺ってきました。

いろいろ聞いていると、やっぱりHD用のレンズは最低でも20-30万円くらいするので、なかなか個人では手が出しづらい。渡邊さんが入手した、キヤノンの放送用のショートズームJ8x6B4は1989年くらいから1993年くらいまで製造されたもので、まだカメラでは撮影管があった時代ですから、かなりシビアに作っていた名機だそうです。下手なHDのレンズよりもいいと。それが3万円で手に入るなら、グラっときてしまいます。TRUSTさんでも入ったらすぐに出てしまうそうですが、それくらいの価格で販売するのだそうです。これはサイトを常にチェックしないとなりません。https://www.trust.tv

事務所に入りきらずに廊下にあった、ボックス型のズームレンズ。24倍ズームが通しでF1.5ですよ。AhとあるhはHDにも対応ということだそうです。

当時は600万円くらいしたそうですが、販売価格はかなり安くなるみたいです。これはわりと最近までキー局のニュース番組で使われていたそうです。

舞台撮影の方はB4マウントのカメラを持っていることが多いのですが、これ、どうですかね(笑)。

問題は三脚にそのまま乗らないので、サポートつけたりしなければならないこと。フォーカスとズームのデマンドも必要。さらにこの重さに耐えられる三脚を用意しなければならないこと。放送局払い下げの機材を集めてスタジオごっこするには腰に負担がかかりすぎるようです。