ロードマップに提示されていた富士フイルムXシリーズの5倍ズームレンズ、XF16-80mmF4 R OISのスペックがCP+のタイミングのプレス説明会で明らかになった。発売は2019年秋の予定。

35mm換算で24-122mmをカバーする5倍ズームで、開放絞りはF4一定。接写にも強いという。12群16枚で、非球面4枚、ED1枚で構成される。OISは従来の同社のズームレンズ、XF18-55mmF2.8-4 R LM OISやXF18-135mmF3.5-5.6R LM OIS WRよりも上回るスペックになりそうだという。フィルター径は72mm。防塵防滴仕様。

手ブレ補正のスイッチは鏡筒にはなく、ボディ側で設定する。

XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(左)と比較するとこんな感じ。

レンズ自体は見たよりも軽く、X-T3に装着したときのバランスは良さそうだった。一つのレンズでいろいろな画角を適宜切り取っていくムービーでのイベント収録には最適で、F値一定というのが使いやすいところ。メーカーとしてもムービー用途も想定しているという。