富士フイルムは、昨年春、東京・丸の内に富士フイルムのイメージング製品の魅力を体験できるブランド発信拠点として「富士フイルムイメージングプラザ」をオープンしており、今年10月21日には大阪なんば駅前に同施設を展開。11月1日にメディア・フォトグラファー・ディーラー向けのお披露目会が行われた。

 

▲富士フイルムイメージングシステムズ社長の西村 亨氏。

 

同施設では、XシリーズやGFXシリーズといった製品をはじめとしたカメラ・レンズの最新ラインナップを実際に手にとって体験できるタッチ&トライコーナーを常設し、有名写真家の作品を高品質な大型プリントで楽しめるギャラリーや初心者向けの入門やスキルアップを目的としたセミナー「アカデミーX」を開催していく。そして、カメラ・レンズを点検を主にした「Xメンテナンス 」も展開していく。以上4つのサービスを柱としてカメラの購入を検討いただいている方々、購入後のアフターサービス、初心者からプロ写真家のニーズに答え、東京で展開しているものと同様のサービスを大阪でも展開していくという。

 

富士フイルムイメージングプラザ大阪の模様

▲ギャラリー。この日は、操上和美や森山大道といった巨匠をはじめとした13名のプロ写真家がX-Pro3を使用した写真展「Pure Photography」が開催されていた。会期は11月13日まで。

 

▲タッチ&トライのコーナー。APS-CのXシリーズや中判ラージフォーマットのGFXシリーズなど同社製品を心置きなく試せる。

 

▲イメージングプラザには11月28日の発売に先駆けてX-Pro3が展示されている。外装にはチタンを採用し、モノとしての質感が高い。ブラック、DRブラック、DRシルバーの3つのカラーバリエーションを用意。デュラテクト加工を施したDRブラックとシルバーは傷はつきにくいが、指紋はつきやすい。だが、そこがまたいい(指紋を拭き取りやすい布も同梱されるとのこと)。カメラバッグに入れずに持ち歩きたくなるデザインだ。

 

▲背面液晶には、フィルムシミュレーションを表示できる。カスタムボタンで設定すれば、ダイヤルでフィルムシミュレーションのモードを切り替えることも可能。「RAW現像に時間をかけるくらいならば、写真を撮ろう」というのが富士フイルムのモットー。撮って出しの画の美しさにはこだわりがあるという。UIも独自フォントを使いデザインするというこだわりの詰まったカメラになっている。

 

▲背面を開くと液晶モニターも。HDMIなどの端子はなく、写真専用というカメラだが、一応動画の撮影機能も備えれており、最大4K/30p(8bit)で録画できる。

 

▲カメラやレンズの点検を行う「Xメンテナンス」の模様。11月2日に行われたユーザー体験会でも早速ユーザーが手持ちのカメラやレンズを持ち込み、メンテナンスを受けていた。

 

▲75cmの距離から100インチの大画面投射ができる超短焦点プロジェクター・FP-Z5000で同社カメラで撮影したプロモーション映像を上映していた。

 

▲24人を収容できるセミナールーム。

 

▲セミナールーム後方には撮影体験ができる簡易スタジオも。

 

 

 

富士フイルムイメージングプラザ大阪

住所
〒542-0076

大阪府大阪市中央区難波2-2-3

御堂筋グランドビル2階

大阪メトロ御堂筋線・千日前線「なんば駅」下車、地下通路24番出口と御堂筋グランドビル地下1階直結

近鉄「大阪難波駅」下車、地下通路24番出口と御堂筋グランドビル地下1階直結

営業時間
平日:10:00~19:00

土日祝日:10:00~19:00

(受付は平日、土日祝日共に18:30まで)

※年中無休
(年末年始およびビル点検等による全館休館日を除く)

TEL
050-3385-4500

公式サイト

http://imagingplaza.fujifilm.com/osaka/