ライカカメラジャパンは、フルサイズミラーレスカメラ『ライカSL2-S』を12月17日より発売する。価格は600,000円(税別)
『ライカSL2-S』は、フルメタルのボディに新開発の2400万画素の35mmフルサイズ裏面照射型(BSI)CMOSイメージセンサーを搭載し、静止画と動画の両方を高画質に撮影できる機能を凝縮したフルサイズミラーレスカメラ。最大記録画素数で最大25コマ/秒の高速連写性能を実現。
動画機能は、60 fps 4:2:2 10bitの動画をライカ独自のL-logで記録できる。4K動画を10bitで時間の制限なく連続記録できる動画性能を実現し、内部または外部の記録媒体に空き容量がある限り、30分の時間制限なく動画を連続撮影できる。
主な特長
・クリエイティブな映像表現にも最適
60fps4:2:2 10bitの動画をライカ独自のL-logで記録できる。また、ビューイングLUTにより、コントロールされた映像を確認しながら撮影することもできます。さらに、内部または外部の記録媒体に空き容量がある限り、30分の時間制限なく動画を連続撮影できる。
将来的には高効率な圧縮形式のHEVCにも対応する予定となっており、HEVCでの最大4K/60p 10bit記録が可能となる。これにより、動画を1分のセグメントに分割して記録することが可能になり、データロスを最小限に抑えることができるようになる。その他にも、波形モニター表示やオートフォローフォーカスなどの機能も今後のファームウェアアップデートで追加される予定。
・高性能な2400万画素のCMOSセンサーと画像処理エンジン「LEICA MAESTRO III」
新開発の2400万画素の35mmフルサイズ裏面照射型(BSI)CMOSイメージセンサーと画像処理エンジン「LEICA MAESTRO III」、大容量4GBのバッファメモリーを採用。これにより初めて、9コマ/秒までの連写が実質的に無制限に撮影できるようになった。
・イメージセンサーシフト方式による手ブレ補正機能
手ブレに合わせてブレを打ち消す方向に撮像素子を動かすことで、きわめて効率的に手ブレを補正する多軸手ブレ補正機能を搭載。これにより、ライカM型のレンズなどの手ブレ補正機能を搭載していないレンズでも補正効果を発揮する。また、このセンサーシフト方式の手ブレ補正技術を活用した「マルチショット」機能も搭載しており、連続撮影した8枚の画像を1枚に合成し、通常の4倍となる9600万画素の画像を生成することも可能。
・ライカSLシステムのコンセプトの継承
撮像素子以外は「ライカSL2」と同じ機能を備えており、優れた操作性や高精細なEyeRes電子ビューファインダーなどはそのまま受け継いでいる。また、堅牢なフルメタルのボディは、IP54レベルの防塵・防滴性能を備えている。
・優れたレンズ互換性により、さまざまなレンズでの撮影が可能
レンズマウントにはLマウントを採用し、SLレンズ、TLレンズだけでなく、アダプターを使用することでMレンズ、Sレンズ、Rレンズも使用できる。また、Lマウントアライアンス各社が提供する40種類以上のオートフォーカスレンズも使用できる。さらに、映画製作者からの評価が高いライツ社のシネレンズにも対応。
ライカカメラジャパン株式会社
http://www.leica-camera.co.jp