ビデオサロン1月号&2月号に掲載された「夜景撮影術」実写ムービー。1月号発売の1カ月前から動画アップしていますが、2月号では「どうやって撮ったんだろう」という謎解きもしていますので、一度ご覧になった方も今月、ぜひ誌面と合わせてあらためて見てみてください。
◎2月号誌面には掲載できなかったネタを追加!


今のビデオカメラは家庭用でも綺麗な夜景撮影が楽しめます。この季節は街のイルミネーションも綺麗なので夜景撮影にうってつけ。写真の世界とはまたちがった動画表現ならではの面白さも満喫できます。
これを見ると思わず「夜景」が撮りたくなることうけあいです。ぜひご堪能ください。

「夜景撮影術」は1月号で基礎編、2月号でアドバンスト編となっています。
◎誌面スペースの関係で掲載できず、泣く泣く削ったネタがコレ。
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約1分をかけて ↑ チルティング
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スローシャッターの撮影ではフィックスが基本と思われるだろうが、状況説明用のパンやズーミングもしたい時がある。上の作例のようなティルトアップのほか、例えばトワイライトの空から下の街にカメラを振り下ろした夜景の画など、単調なフィックス撮影にはない動画的な変化のある画になる。方法は普段の1/5位のスピードでカメラを振れば良いだけ。口で言うと簡単そうだが再生時に5秒程度のパンニングの画を得るためには、30秒ほどかけて滑らかにゆっくり操作し続けなければならない。コツは三脚のトルクコントロールで、多少重くしたほうが良いだろう。ズーミングも同様の操作となるが、超スローなズーミングができるカメラは少なく、その操作も望遠域では神経を使うので上級テクニックとなるが、挑戦してみる価値はある。(菅原 安)