ビデオサロン2021年9月号の特集は「ライブ配信成功マニュアル」。その中のライブ配信音響強化計画〜オーディオミキサーの基本とマイク選びの新発想」という講座におきまして、配信を前提としてダイナミックマイクとコンデンサーマイクの比較、ペンシル型コンデンサーマイクの検証を行いました。テスターは三島元樹さんです。ウェビナーと記事作成を前提に、事前に収録しました。7月上旬に開催されたウェビナーの参加者には長尺版の音声ファイルをご提供しています。

編集部注:セレクトしたマイクは代表的なものということではなく、タイプと価格帯が違うもので音の傾向を比較するためあえて同じメーカーで揃えています。

テスト検証:三島元樹

テスト協力:銀一、銀一スタジオショップ、和泉 歩(ナレーター)、齋藤正樹(ピアニスト)、Zoom、TASCAM

記事は、本誌をお読みください。

 

ダイナミック型 対 コンデンサー型

セミナーなどを行う広い会議室。響きとしてはライブ(反響の多い)な部屋となっている。

より一般住宅に近い10〜15畳程度の部屋でもテスト。使うマイクをProcaster、Element、NT1-Aの3つに絞った。

ペンシル型コンデンサーマイクとガンマイクの比較

同じ価格帯のペンシル型コンデンサーマイクとガンマイクを比較。画角は寄りと引きの2タイプでテスト。それぞれで画面に映り込まないギリギリの位置に設置。2本の位置はダイアフラム位置ではなく、先端で揃えているため、ペンシル型の方が若干音源に近い位置となる。

テストしたのは先ほどと同じライブな部屋。

ペンシル型コンデンサーマイク2本でステレオ収音

ペンシル型マイクを2本使ったステレオ集音でのマイキングの違い。ペンシル型マイクだけで行える4タイプをテスト。マイクはsE ELECTRONICS sE8(単一指向性/無指向性 オプション)で、比較参考のためスタジオにあったNEUMANN KM 184でも集音してみた。マイクの設定の違いで、これだけ音像に変化が生まれることを体験してみてください。

 

 

 

VIDEO SALON 2021年9月号より