オーディオテクニカは、11月16日〜18日開催の「Inter BEE 2022」にてイマーシブオーディオマイクロホン「BP3600」を展示した。2023年1月発売予定。
「BP3600」は、8本のマイクロホンモジュールが並び、立方体を形成。スポーツイベントや映画撮影、コンサートなどで3Dオーディオの収音が可能だ。8本それぞれにウィンドジャマーが装着された姿は、展示マイクのなかでも一際インパクトを放っていた。
5.1.4chのスピーカーレイアウトを想定しており、この場合、デコードやレイテンシーの追加処理を行わずルーティングが可能。着脱可能な8本のマイクは手軽にセットアップができるため、撮影時間が短い現場でも、迅速に臨場感のある音を録ることができる。
寸法は160.4mm×160.4mm×217.7mmで、質量が656gと小型・軽量化を実現。一人でも手軽にアンビエンス収音が行える。手持ちでも負担が少ないため、街中を歩きながら、臨場感のある雑踏を収音することも可能だ。