大森監督、35年ぶりに国産=キヤノンのカメラで映画を撮った


12日は、横浜ブリリアショートショートシアターで、EOS MOVIEイベントがありました。来場者の皆様、ありがとうございました。
そのレポートはいずれWEBにアップされる予定ですが、
そのセミナーで大森一樹監督にお話を伺っているときに出たエピソード。


4月に公開される「津軽百年食堂」という映画は、EOS 7Dで撮影されていますが、
大森監督の40年にわたる映画人生のなかで、ほとんどの作品は、35ミリのフィルムで撮られてきました。パナビジョンやARRIなど海外のメーカーのカメラになります。
膨大なご自分のフィルムリストを見ていた監督がふと、
「そういえば、自主映画時代の『暗くなるまで待てない!』という映画は
キヤノンのスクーピックという16ミリカメラで撮ったんですよ。
ということは、なんと35年ぶりに国産のカメラで、
しかもキヤノンで撮ったということになります」
と発見。それで今回キヤノンのイベントで話をしているわけですから、
なにか因縁のようなものを感じました。
ちなみにスクーピックというのはこんなカメラです。
1965_sc16_cl.jpg
そう考えると、今のキヤノンのEOS MOVIEもぽっと出てきたものではなく、
35年地下にもぐっていた水脈がまた地上に現れたものと言ってもいいのかもしれません。
(もっともその頃の技術者はまったくいらっしゃらないでしょうが)
ちなみに先日、創刊30年を過ぎた
ビデオサロンの前身は、「小型映画」という8ミリシネの雑誌だったのですが、
大森監督は「小型映画」をご存知で、嬉しかったです。
「小型映画」のバックナンバーをあたれば、スクーピックの記事もあるかもしれません。