先月、サラリーマンながら見事なステディカムマーリンさばきの映像をYouTubeにアップされている田中栄治さんを取材に行きました。その内容は12月19日発売の1月号をぜひ読んでいただきたいのですが、ここでは余談を書きます。
ほんとに余談です。


我が編集部は大きく使う機材の写真以外は編集者が自前、もしくは会社のカメラ(今は5D MarkII)で撮影するのですが、今回の取材、カメラどうしようかなあ、
とちょっと迷った末、
EOS 7DにEF17-40 F4Lにすることにしました。
実はこれまでEOS 7Dってほとんど動画でしか使うことがなくて、
シャッターをあまり切ったことがない・・・。
映画関係の方でもそういう方っていっぱいて
「ぼくの7Dは動画でしか使わない、シャッターを切ったのは数えるほど」
というへんな自慢する人もいます(笑)。編集部の7Dもそんな感じなのです。
で、今回何の気なしに7Dを持ち出したら、びっくりしてしまいました。
こんなのを撮るわけです。
7D_03.jpg
7D_02.jpg
7D_01.jpg
連射モードではなく、一枚一枚切っているのに楽勝で撮れるんです。
ちゃんとフォーカスもあってるし、
シャッターがサクサクきれてもうびっくり。
ひとしきり使って、7Dって5D MarkIIとは全然別のカメラなんだ、ということに
今更ながら気がつきました。遅いですね。
あまりにシャッターがサクサクなので、何だか撮れていない気がして仕方がありません。
かつてフィルム時代にフィルムを入れ忘れたままシャッターを切っていたという
情けないミスをしたことがあって、
思わず、何度もプレビュー再生してほんとうに撮れているかどうか確認してしまいました。
これがDIGICが2つある恩恵なのでしょうか?
こんな取材、めったにあるわけではなく、
落ち着いてシャッター切ることが大半なので5Dでもいいんですけど、
これ以来取材カメラは7Dになりました。
5D MarkIIはプライベートカメラに格上げすることに。
ちなみに上の写真ですが、
残念ながらお子さんが見事にカメラ目線くれているので誌面的にはボツですよね。
で、こちらに載せました。