先週、先々週とイベントの頼まれビデオ記録。
2週とも冷房のよく効いた室内でのイベントなのだが、外は暑かった。とくに先々週は会場に行く途中で何だか調子がイマイチな感じで、熱中症にならないように、ホームや乗り換えでちょくちょく飲んで、合計1.5リットルくらい飲んだのだが、会場でセッティングしているときに力が入らない。三脚を伸ばすのも一苦労。ふらふらして音声レコーダーも取り落とした。それでも少しずつ復活してきて、なんとか撮影は終わった。
屋外でなくても、水分塩分をとっていても熱中症ぎみにはなるので、
お気をつけください。
さて、先々週のライブは2カメ、先週の朗読演劇は3カメでの撮影。
撮影のセッティングだけでも大変だが、編集は楽になったとはいえ、それなりに時間がかかる。編集時間もかかるが、エンコードや書き出しも。
なぜ3カメになったかというと、
「これが前回の分です」と渡されたDVDが3カメで撮られていたからだ!
もっともカメラを3台用意したのではなく、ゲネプロと2回の本番分をカメラ位置をかえて撮影し、それを編集でまとめたのだそうだ。
今回は本番が1回、通しのゲネプロはなしというから、本番1回しかない。
でも、前回が3カメになっているのに、今回3カメにしないわけにはいかないでしょ!
これまでイベント撮影をお願いされたら、記録がメインだから、まず1カメだった。
三脚を何本ももっていくのは大変だし。
ところが、いまやフツーの人たち(ビデオサロンを読まないような方々)もビデオカメラが安くなったり、マルチカメラ編集が手軽になったこともあるのか、マルチカメラ撮影をしている。となると、ビデオマニアやお金を取る街のビデオ屋さんは、カメラの台数を増やさないとカッコがつかないだろう。
今回、「舞台撮影アドバイス」という特集を、街のビデオ屋さんの例をもとに、制作しているのだが、私が取材した方は、卒園式を一人で4カメ。2カメ分は無人で回しっぱなしだが、あとの2カメ分は進行に合わせて前に後ろに移動してオペレートしている。これは大変だ。
マルチカメラ編集は楽しいが、電車移動だと機材の運搬で熱射病になってしまう。いかに現場に持ち込む荷物を減らすか。三脚じゃなくて、小型カメラを壁に固定するとかして、荷物を減らしながらカメラの台数を増やせる方法を考えてみようかと思った。