EOSで動画を撮る場合、ファインダーはブラックアウトしますから、ライブビューモニターに頼ることになります。屋外では見にくくなるので、ここにフードをかぶせたり、アイカップをつけたルーペで見る、ということが定番になってきました。
ビデオサロンでは、
フードマンのこういった製品
http://www.genkosha.com/vs/goods/entry/cinema_kit_pro.html

ユーエヌのこの製品をおすすめしてきました。
http://www.genkosha.com/vs/goods/entry/post_154.html
特にユーエヌは、ビデオサロンでリクエストして、組み合わせてもらったものなので、
今まででは一番おすすめでした。


わたし自身もこのユーエヌのデジタル一眼ムービー用ファインダーセットを愛用してきたのですが、実は、一点だけ欠点があったんです。
液晶モニターに合わせてフレームを両面テープでくっつけて、
そこにカポッとゴム製のフードをかぶせるしくみなのですが、
このフレーム部分は当然固定になります。
動画でしか使わないのであれば、まったく不都合はありませんが、
写真も撮るとなると、ファインダーに眼を当てて撮ることになります。
このときに、フレームがほっぺたのところにめり込んで、
痕がついてしまうんです(笑)。
もう少し簡単でいいアイデアはないものかと思っていたら、
InterBEEのジーテックのブースにあったLCDVFという製品は
フレームを両面テープで装着するのは同じですが、
ファインダーとはマグネットでくっつけるタイプです。
フレームもすっきりしています。
それをようやく試すことができました。
http://www.gtec.tv/
LCDVF01W.jpg
フレームは金属製で、EOS 5D MarkII、EOS 7Dにぴったりです。
これを両面テープで貼り付けます。
でっぱっていないので、顔にあたっても痛くありません。
ファインダーのほうに磁石が埋め込んであり、近づけると、さっとくっつきます。
これは楽でいいですね。
視度調整はありませんが、これはなくて困ったことはないですね。
見え方はユーエヌと同程度、いい具合です。
デザイン的にもLレンズに呼応するような赤いラインが入っていて好きですね。
LCDVF02W.jpg
もちろん力をかければ、すぐに取れるのですが、
ファインダーにはストラップがあるので、こちらは首にかけておけば、落とすことはありません。
セットには、クッションのついたアイカップや、腰にひっかけられるソフトケース、
予備のフレーム、クリーニングクロスが付属しています。
なかなか、至れりつくせりで好印象です。
LCDVF03W.jpg
LCDVF04W.jpg
この製品、なんとMade in Estoniaとあります。
エストニアってバルト3国のうちのひとつですよね。
そこにもびっくり。
LCDVF05W.jpg
販売はジーテック(GTEC)
これ以外に16:9のタイプのものもあり、こちらはNEX-3,NEX-5用だそうです。
NEX-5でも試してみたいと思います。
残念ながら、うちの通販では扱ってませんので
ご購入はジーテックさんからどうぞ。
http://www.gtec.tv/