11月19日から21日まで、恒例のInter BEEが幕張メッセで開催されました。
ビデオSALON.webでは、情報を整理して随時レポートをアップしていきますが、ここでは裏話を。
今年も玄光社としてブースを出展しました。来場してメルマガ登録していただいた方に、ビデオサロンとコマーシャルフォトのバックナンバーを差し上げるというのと、最新号、映像制作関連本を割引販売しました。
バックナンバーはご用意した分は2日目ですべてなくなってしまい、最終日は急遽追加したのですが、それも全部なくなってしまいました。
ご来場いただいた方、ありがとうございました。
さて、このブースから真正面に見えるのがアドビブースの大きな映像表示の壁。そう、まさに巨大な壁に高精細な映像が映し出されているのですが、これはプロジェクターではなくて、横幅8mほどもあるソニーPCL製造のLEDを使った自発光大型ビジョン。この大画面を使って一日中、セミナーをやっていました。
これだけ大きくて高精細だとたとえば左側にセミナースケジュールを表示し続けて、右側でデモということも可能ですし、4K映像なら、画面いっぱいに表示することもできます。も
ちろん自発光ですから、明るくてしかも視野角が広い。あとは色、特に原色系が美しかったですね。これでも光量は半分に落としているということでしたが、それでも白い画面いっぱいになると、目が痛いくらいです。
LED配置のピッチは1.9mm。LEDがびっしり詰まったユニット(40×30cm)を連結させていく構造です。たとえば発光しないLEDはひとつずつ差し替えることで画素欠けをなくすことができます。パネルの裏側を特別に見せていただきましたが、こんなふうにユニットで組み上げられています。
ソニーブースでも4K映像のインパクトがすごかったのですが、こちらもソニーPCL製でしょうか?
4Kではありませんが、CREATELED JAPANのブースでも映像の壁が立ちはだかっていました。こちらはフレームがないので、まさに映像の壁といった感じで、至近距離で見ていると、足が浮き上がる感覚すら覚えます。
こちらも50cm×50cmのパネルを組み上げていく構造。
(写真には横にスジが写っていますが、デジカメのシャッタースピードの関係だと思います。実際の肉眼では見えませんでした)
裏からみると、こういったドッキングモジュールユニットがいくつも積み重なっています。
InterBEEというと本来は「制作」する機材がメインの展示会なのですが、このCREATELEDのブースに象徴されるように、LEDを利用した大型ビジョンが今年は印象に残りました。