つい昨日、厚木までソニーPMW-F3の取材にいってきたばかりですが、明日からは1月発売の2月号のための仕込みに入らなければなりません。
そう、出版業界とおつきあいのある方ならご存じだと思いますが、恐怖の年末進行なのです。年末年始は印刷所がお休みになるので、進行が前倒しになるのです。つまり12月18日(今回は書店の配本の関係で20日発売でなく、18日発売です)発売の号の作業をやりつつも、1月発売の号のことを考えておかないと、間に合わなくなってしまうというわけです。
ということで、明日からはF3のテストに入ります!(土日関係なし!)
PLマウントだけでなく、一眼用のレンズも使いたい
さて、ソニーのF3ですが、映画用のPLマウントが3本も用意されたというのが話題ですが、安いとはいえ1本約20万円もします。しかも35、50、85mmの3本ですから、35mm判換算してみると、ワイド側がまったくありません。
やはりどうしても一眼用のレンズがつくようにしてもらえないと、個人のクリエイタークラスにとっては厳しいのではないでしょうか?
実はF3はEX3のEXマウントに似たマウント(名前はまだない)に変換アダプターをつけてPLマウントにしているのです。
ということは、変換アダプターさえできれば、一眼のレンズを使うことができます。
きっとどこかが作るはずです。そうすればニコンのAiレンズやソニーαのカールツァイスレンズが利用できるようになります。
2月発売なのに気が早いと言われそうですが、やっぱりレンズのラインナップがある程度ないとこのF3というカメラは宝の持ち腐れですからね。
ちなみに開発中とアナウンスがあった、ズームレンズはこの新マウントに直接つくことになります。マウントには接点もあり、本体にズームレバーがあることから、きちんとズームが連動する予定であることもわかります。
このズームレンズが出てきたときが本当のF3ワールドの始まりかもしれませんね。