映像制作には常に予算の問題はつきまとう。限られた予算のなかで、そこに関わるクリエイターはどのように工夫して作品のクオリティを上げようと努めているのだろうか? この特集では様々な立ち位置で映像制作に関わるクリエイターのみなさんに現場を幸せにするためのメソッドについてお話を伺った。

●特集「ローバジェットでも現場を幸せにする方法」

〜〜CONTENTS〜〜

ミニマルプロダクションを強みに変える考え方
予算や時間の制約を乗り越えて
映像制作現場を幸せにするには?

鈴木佑介

映えないシチュエーションでも大丈夫!
少人数・ワンオペ現場の
インタビュー動画照明術

Ryo Ohkawara

ワンオペでも大丈夫!
人の声をキレイに収録するための
録音・整音テクニック

桜風 涼

100人のビデオグラファーを見てきた
プロデューサーが教える
競合に差をつける
「勝てるビデオグラファー」の条件

河合将太郎

小特集「ウエディングビデオグラファーの現場対応力」

結婚式を撮影し、その場で編集して披露宴の最後に上映する「撮って出しエンドロール」。
即座の判断・対応力が試されるウエディングムービーの
現場ではどのような準備をし、本番でどう動いているのか。
ビデオグラファーの次石悠一さんが、ネットで話題を呼んだ実際の作例と共に解説する。

小特集 ポカリスエットCM『でも君が見えた』篇相鉄・東急直通線開業記念ムービー『父と娘の風景』話題作を手掛けるカメラマンに訊く撮影監督という仕事

撮影監督とはカメラや照明はもちろん、映像作品の画面に映るすべての責任を負う重要な役割。
一線で活躍する撮影監督は作品の脚本や絵コンテなどの企画資料から何を読み取り、
実際の映像を形作っていくのだろうか? この記事では、ポカリスエット『でも君が見えた』篇と相鉄・東急直通線
開業記念ムービー『父と娘の風景』の舞台裏とともに、岡村良憲さんが画を作るプロセスについてお話を伺った。

今月の話題

今年3月、ライカSLシステムから新たに「ライカSL3」が登場。
8K撮影など、動画性能に力を入れた機種であるが、その実力はどれほどのなのか。
山岳映像を得意とする井上卓郎さんにレビューしてもらった。

連載

DaVinci Resolve MV制作ワークフロー
田中裕治

この連載ではこれからMV(ミュージックビデオ)制作をはじめたい人に向けて、実際に撮り下ろしたMVを例に、
企画から撮影、DaVinci Resolveを使ったポスプロまでの一連の工程を全6回にわたって解説していく。

現場で立ち話もあれなんで…
ゲスト井樫 彩

シネマトグラファーのRyo Ohkawaraさんが聞き手となって、ゲストに仕事へのこだわりや悩み、
普段考えていることなどをざっくばらんに語り合ってもらう対談企画「現場で立ち話もあれなんで…」。
今回のゲストは映画やドラマ、MVなど多彩な映像ジャンルで活躍している井樫 彩さん。
観た人に強い印象を与える井樫さんの作品たちはどんなことをきっかけに生まれているのか。

VIDEO SALON7月号