ソニーのメディア事業を継承しながら、現在はソニーとの資本関係はなく独立した会社となったNextorage。その経緯や技術については、さきごろ取材したこちらのレポートが詳しいのでぜひチェックしてほしい。CP+2023では、発表したばかりのCFexpress Type BのB1 Pro、B1 SEを中心に展示。動画用途としては、VPG400に対応したB1 Proに注目したい。容量も1.33TBまでラインナップされている。
ソニーから継承しているのがよくわかるのが、もともとソニーブランドで出ていたATOMOSレコーダー用のSSDメディア、Atom X SSDminiがラインナップされていること。サイズが従来の2.5インチSATA SSDより短く、ATOMOSレコーダーのメディアスロットにぴったり収まる。
右のレコーダーに装填されたメディアは横幅に対してはみ出しているのに対して、左側のレコーダーにはぴったり収まっている。以前はソニーブランドで出ていたが、現在はNextorageブランドになっている。
CFexpress Type Bユーザーに朗報なのが、USB 3.2 Gen2x2(20Gbps)対応のカードリーダーが参考展示されていたこと。B1 Proとの組み合わせで利用したい。
同じく開発中商品として参考展示されていたのが、USB4(40Gbps)に対応したSSD。カードのデータのバックに利用できて、すぐに編集にとりかかることができる。