【CP+2019・プロ向け動画エリア】ニコンではZ7を基盤とした映画撮影システムを展示


フルサイズミラーレス・Z6/Z7を投入したニコン。CP+の本会場のパシフィコ横浜とは別会場となる会議センターで開催されたプロ向け動画エリアではZ7を基盤とした映画制作の現場で使える撮影システムを展示していた。

 

マウントアダプターを介して、映画業界では定番のPLマウント、カールツァイスCompact Zoom 28-80mm/T2.9を装着。レンズ手前に取り付けられているのはクロジールのマットボックス。フィルターワークに使う。

 

 

Z7、Z6ではATOMOS NINJA Vと組み合わせて、ProRes RAWの収録に対応できる。Vマウントバッテリーからカメラ、フォローフォーカス、モニターに給電するシステム。

 

フォーカス操作はPD MOVIEのREMOTE AIR 4でワイヤレス操作に対応。

 

 

Zhiyunの新型ジンバルCRANE 3 LABと組み合わせた状態。ケーブルとつなぐだけでフォーカス操作が可能になっている(ズーム操作には付属のギアが必要)。

 

参考出展されていた遠隔オペレーションライブ配信システム。LTE回線を使用した4Kライブ配信のソリューション。配信・スイッチングにはLivestream Studioを使用。本会場のブースに設置されたカメラをゲームコントローラーで操作できる。

 

カメラコントロールエンコーダの試作機。最大2160/30p 30Mbps(H.264)でエンコードでき、SDカードに録画も残せる。離れた場所にあるカメラにもこのエンコーダーを接続することで、LTE回線を通じて、カメラコントロールにも対応する。

 

●本会場での展示レポート

https://videosalon.jp/expo/cp2019_nikon/

vsw