【Photo EDGE Tokyo2019】セコニックブース、プロカメラマンの現場を支える露出計やカラーメーターを展示


露出計の分野で定番として愛されているセコニックは活躍中の様々なメーターを展示。写真手前から3台め・4台めはビデオサロン本誌でダイナミックレンジの厳密なチェックを行った特集でもお借りしたL-858D。展示ブースに立たれていた露出計営業部グループリーダー吉澤氏によると、特にスタジオ撮影では動画であっても現場の明るさを把握、監視することは非常に重要で、映画の世界では写真以上に重視されているという。ハリウッドでは露出を測れるのは撮影監督だけとの話。

その吉澤さんがいまイチオシなのが上のカラーメーターのC-800(180,000円)。映画芸術科学アカデミーが開発した演色評価指数SSIや、カメラ特性を演算しテレビ映像の作成を前提とする演色評価指数TLCIなど、4種の指数を搭載。

左はホーム画面、右は一般的によく見るスペクトル分布図

右のCRIはその場の光を測り何の色が出にくいかということを表示(赤が出にくいことが分かる)。左は人間の目の特性をもとにRf(色忠実度)とRg(鮮やかさ)を指数で表示するTM-30-15。

ロングセラー商品も展示。デジタル表示を見慣れた目にはレトロにも映るクラシカルデザイン、マニア心をくすぐるアナログ表示計。

vsw