ネスレ日本ウェブCMを
Blackmagic Cinema Camera で撮影


ネスレ日本ウェブCMをBlackmagic Cinema Camera を使用した。
撮影ネスレアミューズは、ネスレ日本株式会社のエンタティメントサイト。
http://nestle.jp/
家事や育児に忙しい女性や、働く女性に向けて、映像、音楽コンテンツや、レシピ情報など、息抜きや気分転換に最適な様々なコンテンツを取り揃えている。


そのネスレアミューズで好評を博しているのが「ネスレアミューズ オウチ映画館」だ。この「オ
ウチ映画館」は、ネスレ日本が創業100周年を迎えた2013年の4月からオープンしたWeb上の無
料映画館。世界各国のショートフィルムを集め、年内100作品を週替わりで公開している。作品は
1分以上、25分以内と短いため、家事の合間や通勤時の”スキマ時間”に、場所やシチュエーション
を選ばす、楽しめるようになっている。オープンから2013年8月末までに80万を超えるサイト訪
問となり、好評を博している。
ネスレ日本は、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィ
ルムフェスティバル & アジア」の企画・運営を手がける株式会社パシフィックボイスとのコラボ
レーションにより、2011年から「ネスレアミューズ」において様々なショートフィルムを公開し
ている。短い時間に楽しんでもらえるコンテンツを提供したいネスレ日本と、より多くの人に
ショートフィルムを楽しんで欲しいというパシフィックボイスの思いが合致し、結果的に日本国内
外のクリエイターの作品を広く認知させる手助けにもなっている。

シネマライクなCMで、オウチ映画館を訴求


その「オウチ映画館」を認知させるため、ウェブCMを作成。同社の担当者であるシニアプランナーの出牛誠氏は、CM制作について
「場所やシチュエーションを選ばず楽しむことができる」というオウチ映画館のコンセプトをわかりやすく伝えるCMです。映画館で流れる「劇場マナー動画」のオウチ映画館バージョンのイメージです。Web上の映画館であることから、Web上で口コミが広がるような動画にしたく、大胆に、ユーモア
も交えた表現としました。また、映画館のCMであることから、シネマライクにしたいという希
望もありました」と語る。
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シネマライクなCMを作りたいという、ネスレ日本の希望を叶えるために使われたのが、
Blackmagic DesignのBlackmagic Cinema Camera EF。同CMの制作、演出を担当したのは、
株式会社プラップジャパンのプロデューサーである、立神香洋氏。
プラップジャパンは東京のPR代理店で、立神氏は同社のクリエイティブサービス部門に所属し、企業のPR映像やバイラルムービーなどの制作・演出を行っている。Blackmagic Cinema Cameraを今回のCM撮影に選定した理由を立神氏はこう話す。
「ネスレ日本さんが求める最大限のシネマ風のルックを得るため、Blackmagic Cinema Cameraを選びました。フィルムルックにこだわり、このCMは全編Cinema DNG Rawで撮影しました。ダイナミックレンジが13ストップと、とても広いため、DaVinci Resolveを使ってのカラーコレクションでも、画質に妥協することなく色作りができます」
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撮影には、Tokina 11-16mmを使用した。撮影時間は、予定通り3時間以内ですべて終了したと
いう。普段DSLRのようなコンパクトなカメラを使って仕事をすることもある 立神氏は、
Blackmagic Cinema Cameraの機動性の良さも評価している。
「Blackmagic Cinema Cameraは、コストパフォーマンスがいいのはもちろん、取り回しがいいというのも魅力です。演者へのストレスを考えると、なるべく撮影が長引かないよう、テンポよく撮影していくことが望まれます。その点、Blackmagic Cinema Cameraは、コンパクトで機動性が良いので、撮影時間が短縮でき、現場の空気が緩むことなく時間効率の高いスタジオ撮影が実現できました。また、今回は使っていませんがグリーンバックの素材も抜けやすいと思います」
編集後は、撮影素材をポストプロダクションに持ち込んで、カラーグレーディングを行なった。
Cinema DNG RAWで撮影したため、グレーディングでも画質に妥協することなく「思い通りの
シネマライクなルックが得られました」と立神氏。
「WebCMの公開にあたり、いくつかのWeb媒体に情報提供したところ、ユーモアを交えた表
現が狙いどおり面白いと感じていただけて、ニュースとして取りあげていただき、話題も広がり
ました。おかげでオウチ映画館には多くの訪問数があり、好評です」(出牛氏)。
(技術協力:Wedovideo)