マンフロット、新機軸のビデオ雲台「504HD」を発表


マンフロットは25日、「ケーブルテレビショー2010」が行われている会場で、新しい機能を盛り込み、魅力的なデザインに仕上げたプロフルードビデオ雲台「504HDシステム」を発表。4本の三脚と組み合わせた計4製品も同時にリリース。


◆ブリッジテクノリジーの採用がポイント
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新しい雲台はヘッド中央部が吹きぬけになった独特の形をしており、トッププレートがまるで橋を掛けたようなに見える構造から「ブリッジテクノロジー」と名付けられた(特許取得)。トッププレートを広くすることでビデオカメラとの設置面積も広くなり、より安定度が増すことに。それでいてヘッド重量を抑えることが可能で、ヘッドの自重は2.9kg。503HDVの2.35kgと比較しても、その効果が見てとれる。
 カウンターバランスの適応範囲も広くなり、ステップ0の「オフ」から,2.5kg、5kg、7.5kgと4段階の設定が可能。3.9kgまでの503HDVと比較すると、大きく進化している。最大耐荷重は7.5kgだが、これはカウンターバランスの適合範囲でのデータ。実際は9kgまでの重量に対応するという。
●マンフロット 504HDシステム 68,250円 2010年7月末発売
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▲「イージーリンクコネクター」と呼ばれるカメラ大ネジ穴が左右に設けられ、様々なアクセサリーの装着が可能になる。実際の店頭価格では54,600円程度になる見込み。
◆4種類の三脚とのセットも用意
504HDと組み合わせる三脚には、ツインレッグ三脚とセットしたミッドスプレッダータイプとグラウンドスプレッダータイプで2種類。シングルレッグカーボンファイバー三脚とセットしたタイプでは、伸高が184cmと217.5cmまでの2種類を用意。ビデオ用三脚というとツインレッグタイプが一般的だが、マンフロットとしてはその軽さと剛性の面でもシングルカーボンレッグも強く推奨していきたいという。
●マンフロット ビデオキット ツインMSタイプ
 504HD、546BK 118,650円
●マンフロット ビデオキット ツインGSタイプ
 504HD、546GBK 129,150円
●マンフロット ビデオキット カーボンファイバー三脚
 504HD、535K 149,940円
●マンフロット ビデオキット カーボンファイバー三脚(L)
 504HD、536K 174,300円
すべて2010年7月末発売予定
◆世界遺産のカメラマン矢口信男氏による使用レポートも
発表会場では「世界遺産」や「軌跡の地球物語」などで活躍するカメラマン矢口氏を迎え、事前に中国ロケで504HDを使用した感想や、ビデオ三脚に求められるものなどを語るセッションも開かれた。三脚には常に「安定」「スピーディ」「耐久性」を求めるという矢口氏は、504HDについてパンやチルト時の粘り感や、その軽量さを大きく評価。小型三脚の今後の可能性を期待させる製品になっていたという。三脚を選ぶポイントとして、決してデザインではなく、カメラを振る感じが自分に合ったものを選ぶことが重要だと、熱く語っていたのが印象的だった。
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▲504HDを使った印象を語る、TBS「世界遺産」のカメラマン矢口信男氏(ヒートワン代表取締役)。
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▲テレビ朝日の「軌跡の地球物語」で放送予定の中国ロケで504HDを使用。使用したカメラはキヤノンEOS 5D Mark II。写真は桂林での撮影オフショット。引きのワンショットのために、山を登ったり降りたりの連続で、その軽さがひじょうに助かったと振り返る。