料理番組「Anne’s Kitchen」の撮影にブラックマジックデザインの4Kカメラが使用される


ブラックマジックデザインは、ルクセンブルクのテレビ番組「Anne’s Kitchen(アンのキッチン)」の最新シーズンの撮影に同社のURSA Mini 4.6KとMicro Studio Camera 4Kを含む、Ultra HD 4Kのデジタルフィルムカメラとスタジオカメラが使用されたと発表した。


「Anne’s Kitchen」は人気女性シェフ、アン・ファーバー氏がシンプルで美味しい家庭料理を紹介する料理番組で、RTL局でゴールデンタイムに放送されている。ファーバー氏は現在ルクセンブルクで最も有名なテレビタレントの1人であり、現在はイギリスを拠点に活動している。番組の最初の2シーズンはロンドンに住むファーバー氏の小さなキッチンで収録されたが、3シーズンでは故郷のルクセンブルクに戻って彼女のお気に入りの場所やレシピを紹介することになり、プロのスタジオと協力して撮影することになった。

同番組の制作を務めるRadarのテクニカルディレクター、ティム・ルコント氏は語る。
「マルチカメラ撮影のオペレートに必要なスペースを確保するために、100平方メートルのスタジオに特注のキッチンセットを作りました。しかし、制作チームは少人数に留めることにしました。セットに入るのはアンとディレクターだけで、制作デスクは私が担当し、それまでのシーズンの番組が醸し出していたフレンドリーで少し風変わりな雰囲気を保つようにしました」

第3シーズンの撮影には5台のカメラが使われた。ファーバー氏のレシピの説明に合わせて2台のURSA Mini 4.6Kで超クローズアップとミディアム・ワイドショットを撮影。また、2台のURSA 4Kで調理の様子とキッチンのワイドショットを撮影し、ジンバルにマウントされたMicro Studio Camera 4Kはキッチンの360度ショットの撮影に使用された。

また、レシピの準備部分は、ルクセンブルクを旅するファーバー氏の様子と交互に映し出され、これらの屋外シーンはURSA Mini 4.6KでRAW 撮影された。
「4.6Kセンサーのカラーラティチュードは、こういった場面で本当に活躍しています。センサーが作り出すイメージの美しさには驚かされますし、屋外での撮影にはカメラのサイズも最適でした。アンをフォローしながら撮影する時も大型で扱いにくい固定の装置は必要ありませんでした。(ルコント氏)」

各セクションはライブで撮影され、5台のカメラの映像はミキシングのためにATEM 2 M/E Production Studio 4Kスイッチャーに送信される。
「各エピソードは14 分間しかないので、多くを詰め込む必要があります。ブラックマジックのATEMスイッチャーとMultiView 16のコンビを使うことで、ライブ環境でも全ての入力信号を管理でき、ひじょうに直感的な作業が可能です」と同氏は続ける。
「Anne’s Kitchen」は編集とグレーディングもすべてDaVinci Resolve Studioで行われるため、最初から最後までブラックマジックデザインの機器を使用したワークフローとなっている。
「この番組ではDaVinci Resolveのマルチカム編集機能を広範囲にわたって使用しています。Resolveのツールセットは使いやすく、同じプロジェクト内で編集とグレーディングを切り替えられるのでポスプロのワークフローがひじょうに効率的になりました。」とルコント氏は評価している。
●ブラックマジックデザイン
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