1988年に“ふるさと再発見”をテーマに、スタートした「飛騨高山ビデオ映像祭」。2004年からは「飛騨高山ドキュメンタリー映像祭」と名称を変更し、ドキュメンタリーに特化した映像コンテストとして、毎年テーマを変えて“人間の記録”を募集してきた。
今年は、25歳以下の若者からの作品を募集
今年は、「飛騨高山映像祭ユースアワード2011」として、25歳以下の若者からの作品を募集。学生の映像作りを、町全体がバックアップするというスタイルにシフトし、『制作のプロセス・成長を見つめること』に重点を置いていくという。古き良き町並みが残る高山で、新たに育まれる若いエネルギーが作り出す映像を各種イベントやメディアを通じて広めていくことで、地域交流や地域文化の向上、産業・観光事業の発展につなげていきたいとしている。
市内撮影者には撮影支援も
高山市内での撮影希望者には、1グループにつき、2万円までの撮影支援金を提供する。ただし、先着30組まで。30組に到達次第締め切りとなるので、申請希望の方は早めに申請するといいだろう。申請方法は、公式HPを参照。作品の締切は、2012年1月15日まで。学生のみなさんは、夏休みの間、作品作りに挑戦してみるのもいいだろう。
募集要項
◆募集分野 | 映像メディアを使用した作品。 | ||
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ドキュメンタリー、ドラマ、エンターテイメントムービー、アートアニメーション、コマ撮りアニメーション、ミュージックビデオ、特撮・実験映像など。 | |||
◆募集期間 | 2012年1月15日(日)まで | ||
◆募集テーマ | 1.飛騨高山をテーマとした自由な発想の映像作品 | ||
2.心の絆 ※ただし2のテーマで作った作品の最高賞は優秀賞までとする | |||
◆応募規定 | ・3~10分 | ||
・オリジナルで未発表の作品に限る(募集時) | |||
・応募点数の制限はなし(ただし1作品1メディアとする) | |||
・日本語以外の言語を使用する場合は日本語の字幕を入れること。 | |||
◆応募方法 | ・miniDVまたはDVD-ROMで応募すること。 | ||
・テープのはじめに必ず10秒以上の黒みをつけた上で、作品の冒頭に作品名・名前をつける。 | |||
・データはQuickTimeまたはAVIファイルいずれか。 | |||
◆応募資格 | ・25歳以下の一般・学生(平成23年4月1日現在)※プロは除く | ||
・学生の定義は小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、大学、大学院、専門学校、もしくはそれに準ずる学校に在籍する方とする。 | |||
・国籍、個人、グループ不問 | |||
◆賞 ※それぞれ副賞に高山市伝統工芸品を贈呈 | 飛騨高山大賞 | (1作品) | 50万円 |
優秀賞 | (2作品) | 20万円×2(計40万円) | |
審査員特別賞 | (2作品) | 賞品(10万~20万円相当×2) | |
新聞社賞 | (2作品) | 10万円×2(計20万円) | |
オーディエンス賞 | 上記7作品から1作品 | 来場者の投票により決定(10万円程度の賞品を予定 | |
◆注意事項 | ・応募作品中に第三者の著作物(映像や音声、またはそれらの素材)を使う場合には、あらかじめ必要な使用許可を応募者で取得すること。 | ||
・その他 | ・映像や光、特に「鮮やかな赤」の点滅、コントラストの強い画面の反転や急激な場面転換は、1秒間に3回を超える使用は避ける。 | ||
・著作権は制作者に帰属する。ただし、入賞作品については実行委員会が適当と認めたイベント等で自由に使用できるものとする。 | |||
・飛騨高山を題材にした入賞作品は高山市の観光キャンペーンや市内旅館、ホテル内にて使用することができるものとする。 |
◆飛騨高山映像祭2011 公式HPhttp://www.nhk-pn.jp/chubu/takayama/index.html