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 ゼンリン、JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議)、ブルーイノベーションの3社はドローン飛行支援サービス「Sorapass」の提供開始を発表した。同サービスは「ドローン飛行支援地図サービス」として今年1月から試験公開されてきたが、この度正式に公開されることになった。
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 地図の閲覧は無料ででき、昨年12月の改正航空法で規定されている規制空域に加え、4月に施行された小型無人機等飛行禁止法に規定された発電所や自衛隊基地、石油コンビナート等の危険区域をゼンリンの地図上で一括して確認できる。その他、操縦者の飛行知識や経験等の技能情報や航空法の飛行申請で必要なドローンの機体情報を入力・管理できる。また、今後、日本気象と提携し、高度150m範囲での風速情報なども含めたドローンの安全飛行に重要な帰朝情報も提供していく予定だという。
 有料の機能として、航空法の飛行許可申請書書類の作成ツールが提供される。料金は1回の申請につき6000円。さらに、100人以上の行政書士が登録する「行政書士ネットワーク」と連携し、全国包括申請など通常の申請よりも煩雑な申請が必要な場合などの許可申請サポートも提供していくという。
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 Sorapassは5月25日〜27日まで東京ビッグサイトで開催中の「IDEドローンソリューション&技術展」のブルーイノベーションブースでも展示されている。


●ニュースリリース
http://www.zenrin.co.jp/news/160525.html