ソニーは現在北米で開催されているNAB2010において、AVCHDの業務用カムコーダーHXR-MC50Jを発表。日本でも7月より発売するとアナウンスした。価格は未定。


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MC50Jのベースとなっているのはおそらく家庭用のCX550V。マイクやレンズフードなどをセットし、業務での取材カメラ用途を想定している。
 レンズは、ソニー独自の光学技術を結集したGレンズ。光学10倍ズームで、ワイド側は29.8mm(35mm判換算)とワイコン不要のスペック。また6枚羽の虹彩絞りを採用し、アイリス優先モードも搭載しているので、ボケ味を生かした撮影もできる。
 手ブレ補正も、CX550Vで大好評の、歩き撮りのブレを抑えられるアクティブ手ブレモードを採用。
 
イメージャーは、裏面照射技術を採用した1/2.88型の単板Exmor R CMOSセンサー。このクラスのカメラとしては圧倒的に低照度に強い。
 記録はAVCHDで、最高モードのFXモードは最大24Mbps。さらにSD記録(MPEG2の9Mbps)も可能。音声はいずれもドルビーデジタルの2chもしくは5.1ch。
 記録メディアは内蔵フラッシュメモリの64GBと、メモリーカードで、メモリーカードはメモリースティックPROデュオ、SD/SDHCカードが使用できる。SDカードはClass4以上を推奨。内蔵メモリーとメモリーカードのリレー記録には対応していない。
 業務用ならではの機能として、カムコーダー本体のステレオミニジャックに接続するタイプの小型ガンマイクECM-CG1Sと、レンズフード、高容量バッテリーNP-FV70を同梱した。
 さらに付属のUSB変換ケーブルを使うことで、PCを使わず、MC50Jで記録したファイルを外付けのHDDに保存することができる。保存された素材の確認もMC50Jの再生機能で行うことができる。
 画質のチューニングがCX550Vと異なっているどうかは未定。
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