ソニーの今夏の新製品はデジタル双眼鏡、防水対応の縦型カメラ、光学30倍ズームに対応するコンパクトデジタルカメラの3つのラインナップを用意。デジタル双眼鏡はDEV-50Vと30の2機種が登場する。価格はそれぞれオープン価格でDEV-50Vが推定17万円前後、30が推定13万円前後となる。発売は6月21日の予定。
大幅な軽量化に成功! 手ブレ補正や立体感も強化
DEV-50VとDEV-30の主な違いは2D撮影時のズーム倍率。その他、GPS、ファインダーキャップ、大型アイカップ、キャリングケースの有無となる。
双眼鏡の主な用途は野鳥撮影やスポーツ観戦、旅行など趣味での用途に加え、監視や警備等の業務用途で使われることが多いという。両機種の主な違いは上に記した通りだが、筐体は共通となる。また、防塵防滴加工で様々な場所に持ち出せるのはありがたい。
前モデルDEV-3は幅155×高さ88×奥行219mmとかなり大きな筐体だったが、体積比にして約34%オフ。重量は1130gだったものが765gとなり、約33%の軽量化を実現している。
気になる倍率はDEV-50が光学12倍、デジタルズームで25倍。DEV-30が光学10倍、デジタル15倍となる。焦点距離(35mm判換算)はDEV-50Vが49.8-791.2mm (2D:デジタルズームOFF)、33.4-402.0mm (3D時)。DEV-30が49.8-661.6mm (2D:デジタルズームOFF)、33.4-402.0mm (3D)となる。光学式のアクティブ手ブレ補正も搭載する。
ファインダーは0.5型で235.9万ドット。5m先の126インチモニターを見ているのと同等の大画面なのだとか。また、レンズとレンズの間の距離(ステレオベース)を31mmから85mmに離すことで、3D撮影時の遠景の立体感が増したという。
◆製品の詳細に関してはこちら
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201305/13-0515B/