ソニーは日本のユーザー向けに、おもにNAB2013に出品した映像制作関連機材を中心にした業務用機器の展示、セミナー、4Kシアターの上映をソニー本社で開催した。
昨日発表し、別項で紹介した新製品、PMW-300は、アクリルケースの中の展示で触れることはできなかった。発売は10月とのこと。
EXマウントのワイドズームとB4マウントからEXマウントへの変換アダプターも合わせて展示。レンズ交換により、使用シーンを広げることができる。
16倍ズームモデルの展示はなかった。
もう一つの注目はFS700Jの4K対応。
有償ファームアップにより4Kの3G-SDI出力が可能になる。細かい部分では、グリップにあったズームレバーにより同社の電動ズームレンズが駆動するようにもなるという。
展示では実際に撮影した映像を3G-SDIから出力、インターフェイスユニットとRAWレコーダーで記録するデモを。下のモニターに同時に画面表示しているのはFS700JからのHDMI出力。RAWレコーダー側からもHD解像度でモニター、再生プレビューが可能になる。
ZACUTOのリグ、FS700シューターを利用すると、本体とインターフェイスユニット、RAWレコーダーを一体化することができる。さらにZファインダーなどを装着した状態。
すでに何回か展示されている、
4Kのハンドヘルドカメラ。NX5Jのボディをベースにしたモックアップ。今年の秋には正式に発表されるはずだ。
その横には、家庭用の4ブラビア、X9200Aの65インチ。NAB会場ではすぐそばに有機ELのモニターの展示もあったとのことだが、日本会場では液晶のみ。