ソニーは、9月21日~26日まで開催されている「フォトキナ2010」(ドイツ・ケルン市で2年に1度行われる世界最大の映像機器見本市)で、NEX-5、NEX-3、VG10に関するファームウェアアップデートの内容を公開した。
ファームウェアでαレンズでのAF、絞り値の設定などができる
今回のファームウェアアップデートでマウントアダプター『LA-EA1』を介して、装着したαレンズでのAFが可能になる。ただし、SSMやSAMといったモーター内蔵型のαレンズのみの対応となる。
また、使用頻度の高い機能を背面のソフトキーに割り当てができるカスタマイズ機能や、設定した絞り値で動画撮影が可能な機能などが追加される予定。NEX-5、NEX-3のファームウェア公開は10月中旬を予定しており、VG10は11月中旬になる見込みだ。
■対応レンズ一覧
フォトキナ2010では、現在開発中の製品の参考出品も
参考出展。左から500mm 4Gの超望遠レンズ。現在開発中の中級機(縦位置グリップとの組み合わせ)、フラッシュ。この中級機には 透過ミラーを用いることで、一眼レフカメラに必要だったミラーの駆動をなくし、常にオートフォーカスセンサーとイメージセンサーに同時に光を当てることができる“Translucent Mirror Technology”(トランスルーセントミラー・テクノロジー)も搭載される予定。
現在開発中のEマウントレンズ7本も参考出品。レンズは、2012年までに順次商品化予定。フラッシュの開発も進められている。
参考出品されたNEX-5、NEX-3のカラーバリエーション。
◆ニュースリリースhttp://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201009/10-130/
◆ソニーのホームページhttp://www.sony.co.jp/