JVCは、SDHC/SDXCメモリーカードのダブルスロットによる2枚同時録に対応した、軽量コンパクトの業務用HDメモリーカードカメラ、GY-HM150を11月中旬より発売する。


GY_HM150.bmp
JVC
GY-HM150
オープン価格(参考標準価格248.000円)

HM150は、従来のHM100とマイナーチェンジモデル。業界で普及しているファイナルカットプロのクイックタイムファイルでダイレクト記録が可能(コーデックはMPEG2)。変換なしでそのまま編集を開始できるのが最大の特徴。このファイルはソニーのXDCAM EXとほぼ同じもので、MOVとMP4ファイルを選択できる。編集環境がMacであればMOV、ウィンドウズであればMP4を選べばよい。XDCAM EXのワークフローにそのまま乗るので、EX3などと混在させて使いやすい。
HD収録はHQモード(35Mbps)とSPモード(25Mbps/19Mbps)、さらにSD画質のDVモード(25Mbps)を選択することもできる。
カメラとしては1/ 4型プログレッシブ3CCDと高性能10倍ズームレンズを搭載。今となっては貴重なCCDモデルである。
記録はSD系のカードで、ダブルスロットにより、2枚同時記録、シームレスな連続長時間記録にも対応。なおバックアップ記録は、一方のカードで必要なシーンのみを記録し、もう一枚のカードでベタ録りすることも可能。このあたりは従来のHM100から進化したポイントだ。
また撮りのがしを防ぐPre Rec、タイムラプス撮影、フレーム記録なども装備。
ライバル機としては、キヤノンのXF100、XA10、ソニーNX70Jあたりだろうか。
メーカーによる製品情報ページ