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 パナソニックは、屋内でのスポーツやイベント演出などでの使用を想定した、バルーンとドローンを組み合わせた空撮、映像演出システム”バルーンカム”の開発を発表した。
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 バルーンカムは風船内にドローン全体を組み込み安全性を高めた構造。機体にカメラを搭載し、空撮システムとして活用することもできる。ドローンが大型風船で包まれた構造になっているため、観客の直近や直上を飛行して、臨場感のある空撮が可能になるという。
 また、映像演出やサイネージ用としてLED、プロジェクターを搭載することで、バルーンカムの表面に光の演出や情報表示も可能になっている。
 4つのプロペラの推進力で演出に合わせて会場を自由自在に移動できる他、大型風船の浮力を活かした省エネ飛行で、長時間の演出にも対応できるとしている。
 バルーンカムの試作機は、7月1日(金)まで東京ビッグサイトで開催中のコンテンツ東京2016 第2回 先端コンテンツ技術展のパナソニックブースにて展示されている。



●ニュースリリース
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2016/06/jn160629-1/jn160629-1.html