フジフイルムは、3月26日開催の取締役会で、平成22年7月1日付で、100%子会社であるフジノンをフジフイルムに統合することを決定した。
フジノンは昭和19年に富士写真光機株式会社として発足以来、TVカメラ用レンズを始めとする光学デバイス分野で事業展開してきた。平成18年10月には富士フイルムの100%子会社となっていた。
フジフイルムは、今回、フジノンをフジフイルムに統合することで、フジノンの光学技術と富士フイルムが保有する撮像技術、生産技術、有機合成技術などの融合をさらに進め、光学デバイス事業を拡大させることを目指すとしている。同時に、富士フイルムの事業企画・研究開発機能とフジノンの開発・製造・販売機能を一体化し、海外の販売子会社の統合も進めることで、一層、事業を強化していく。
また、今回の統合に併せ、フジノンの100%子会社であるフジノン水戸株式会社とフジノン佐野株式会社の2社を1社に統合し、生産機能のさらなる効率化を図る
◆ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0374.html