オリンパスはOM-Dシリーズ初代機・E-M5の後継機となるE-M5 Mark Ⅱを2月下旬に発売する。
価格はいずれもオープン。市場想定価格は、ボディのみが税別11万円前後、14-150mm IIレンズキットが税別16万円前後、12-50mm EZレンズキットが税別13万円前後。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色を用意する。
強力な5軸手ブレ補正をさらに強化
ボイスコイルモーターを搭載した、センサーシフト式のボディ内手ブレ補正が好評のOM-D。前モデルまでは動画撮影時は3軸での補正だったが、今回から5軸方向での補正に対応。磁器の力でセンサーが宙に浮いた状態になり、強力にブレを補正しているのだとか。
また、録画モードは1080/60p記録に対応し、ビットレートも60p時は最高50Mbps(IPB)、30p時は最高72Mbps(ALL-I)の高ビットレートモードも用意。
さらに、マニュアルフォーカス時のフォーカスアシストとしてピーキングを搭載した他、タイムコードや動画撮影時のタッチパネルによる露出の静音操作にも対応した。従来まではAEやAFの制御が静止画撮影用に即座に変化するアルゴリズムだったため、動画撮影時はマニュアル撮影をするしかなかったが、AE、AFの制御も動画用にゆっくり滑らかに変化するようにチューニングされた。
この他、内蔵/外部マイクの録音レベルの調整機能も備える。ヘッドホン端子は別売オプションのパワーバッテリーホルダーHLD-8(3万5,000円)に設けられている。こちらはバッテリー収納部(HLD-8G)とグリップ部(HLD-6P)が分離する仕様になっており、バッテリーが不要という場合はグリップ部のみ購入することもできる。
◆ニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/jp/news/2015a/nr150205em5mk2j.jsp