ソニーは放送用ビデオカメラで標準的に採用されている2/3 型イメージセンサーを搭載した4K対応XDCAMショルダーカムコーダー『PXW-Z450』を発表した。テレビ番組制作や報道制作用途などで広く使われているB4マウントレンズに対応し、従来からのレンズ資産も活かせる。発売は12月を予定しており、価格は3,500,000円(税別)。
▲カメラ側面
▲カメラ側面
▲レンズを外した状態。B4マウントレンズに対応。
XAVCに加え、MPEG HD422、MPEG HDもサポート
Z450の記録方式はXAVC Intra/Longフォーマットを採用。最大4K/59.94p収録が可能になっている。さらに放送局でのHD収録で使用されているMPEG HD422、MPEG HDをサポートする。
別売のワイヤレスLANアダプターと組み合わせるとライブ配信にも対応
▲5GHz/2.4GHzワイヤレスLANアダプター。CBK-WA02(18,000円)
ワイヤレスLANアダプター『CBK-WA02』やUSB LTEドングル、あるいはイーサーネットケーブルを接続すると、4K/HD収録と同時にライブストリーミングを行なったり、FTPサーバーやクラウドサービスへのプロキシファイルの転送することも可能になっている。
▲0.7型有機ELビューファインダー。HDVF-EL30(780,000円)。
フルHD有機ELビューファインダー『HDVF-EL30』、『HDVF-EL20』等のソニー製ビューファインダーに対応。
なお、本機は2017年度中のソフトウェアアップデートにより、4K/HD同時記録、2018年3月末までのSDIでの4K/59.94p出力への対応も予定しているという。