オリンパスは新開発の2030万画素Live MOSセンサーと定評のある5軸手ブレ補正機構を搭載したレンジファインダースタイルのミラーレス一眼OLYMPUS PEN-Fを発表した。価格はいずれもオープンでボディ単体が15万円前後、12mmF2.0の単焦点レンズとのレンズキットが21万円前後の見込み。発売は2月26日を予定している。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色。
円形で統一された美しいデザイン
▲天面
▲背面
▲側面
▲底面
正面や天面、背面に設けられた各種ダイヤルはもちろん、ボタンやファインダーも円形でデザインされており、底面、側面を見渡しても外装部でネジを見せない加工が施されている。デザイン性も確保しながらもリアグリップがえぐられた構造になっており、しっかり握れる工夫もされている。
動画性能はOM-D EM5 MarkⅡと同等
▲写真はEM-5 MarkⅡの5軸手ブレ機構。
スチル機能としては本体正面に12色の彩度を11段階調整が可能なカラープロファイルコントロール、モノクロプロファイル、ハイライト&シャドーコントロール、コントラストシャープネスなどの機能を設定できるダイヤルが設けられているが、残念ながら動画には反映されない模様。
動画機能としては同社OM-D EM5 MarkⅡの動画性能と同等で、センサーシフト式のボディ内5軸手ブレ補正を搭載する。IPB時で最大1920×1080/60p(ビットレート約52Mbps)。ALL-i時最大1920×1080/30p(ビットレート約77Mbps)の動画が撮影できる。記録時間の制限はMOV時で約29分となっている。また、タイムラプス動画機能も搭載されており、3840×2160/5fpsで記録ができる。
液晶はバリアングル、EVFも備える
▲液晶モニターは約104万ドット(3:2)で3.0型の2軸可動式。
▲EVFは約0.62倍(35mm判換算)視野角100%、236万ドットの有機ELファインダー。
◆製品情報
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/penf/index.html