▲『RF24-105mm F2.8 L IS USM Z』 パワーズームアダプター 『PZ-E2B』装着時
キヤノンは、「EOS Rシステム」の交換レンズ「RFレンズ」の大口径標準ズームレンズ『RF24-105mm F2.8 L IS USM Z』を2023年12月上旬に、パワーズームアダプター『PZ-E2/PZ-E2B』を2024年3月に発売する。価格はオープンで、同社オンラインショップでの価格(すべて税込)は以下のとおり。
・大口径標準ズームレンズ『RF24-105mm F2.8 L IS USM Z』:495,000円
・パワーズームアダプター 『PZ-E2』:170,500円
・パワーズームアダプター 『PZ-E2B』:220,000円
『RF24-105mm F2.8 L IS USM Z』は、広角24mmから中望遠105mmまでの焦点距離を1本でカバーしながら、ズーム全域で開放F 値2.8を実現する大口径標準ズームレンズ。
幅広い撮影シーンで高画質を実現する静止画撮影に加え、ボケ味や露出の調整をより直感的にコントロールできるアイリスリング(絞りリング)の搭載や、パワーズームアダプター『PZ-E2/PZ-E2B』への対応により、快適な動画撮影を実現する。
■ 24mmから105mmの焦点距離をカバーしながらズーム全域で開放F 値2.8と高画質を実現
「RFマウント」の特長である大口径・ショートバックフォーカスを生かし、撮像面の近くに大口径レンズを配置することで、24mmから105mmの焦点距離をカバーしながらズーム全域で開放F値2.8を実現し、静止画・動画撮影における幅広い撮影ニーズに対応。
さらに、「非球面レンズ」3枚、「UDレンズ」4枚を効果的に配置した18群23枚の光学設計により、画質に定評のある「RF24-70mm F2.8 L IS USM」(2019年9月発売)と同等の高画質を実現。
▲ズーム全域で開放F値2.8と高画質を実現
■ 手ブレ補正機構やアイリスリングなどの搭載により快適な撮影を実現
レンズ内光学式手ブレ補正機構により5.5段、ボディー内手ブレ補正機構を搭載しているEOS Rシリーズのカメラとの組み合わせでは、カメラとレンズによる協調制御を実現し、「EOS R3」(2021年11月発売)装着時は、8.0段の手ブレ補正効果を発揮。
さらに、シネマレンズに近い軽く滑らかな操作性を実現するアイリスリングをRFレンズとして初めて搭載し、動画撮影時におけるボケ味や露出の調整をより直感的にコントロールすることが可能。
■ 高度なズーム制御と優れた操作性を実現するパワーズームアダプター“PZ-E2”/“PZ-E2B”
撮影者の意図に合わせて、無段階に低速から高速まで細かくズーム速度の調整ができ、動画撮影時の高度なズーム制御と優れた操作性を実現。
ズーム駆動には、放送用レンズやシネマレンズで実績のあるDCモーターを採用し、素早いズーム操作と、滑らかな低速ズームを両立。また、簡単な着脱と小型・軽量設計を実現することで、手持ち撮影やリグ・三脚・ジンバルなどを使用した撮影など、さまざまな撮影スタイルに対応する。
▲パワーズームアダプター PZ-E2(写真左)、PZ-E2B(右)