株式会社Cerevoは、ライブ配信機器「LiveShellシリーズ」の最新モデル『LiveShell W』を8月19日より発売する。価格は99,000円(税込)。
『LiveShell W』は、LiveShellシリーズ最上位モデル。「LiveShell X」搭載の機能に加え、2入力ビデオスイッチング、映像エフェクト機能を本体サイズ145(幅)×100(奥行)×42(高さ)mm、質量500gのコンパクトな筐体に搭載。モニタ出力、オーディオ入力など、豊富な入出力端子を備えている。また本体のコントロールダイヤルと映像セレクトボタンで映像切替操作が可能で、マイクアンプを内蔵し音声コントロールも自在にできる。
本体操作のほか、同じネットワーク内のPC・タブレット・スマートフォンのブラウザから利用できる、配信設定Webアプリ「LiveShell Studio」を搭載。ミックス、P in P、テロップ、クロマキー等の映像エフェクト効果や音声効果、配信先が簡単に設定できる。
プルダウンやスライダー等の直感的な操作で簡単に配信映像や音声設定できるほか、ビデオスイッチング・オーディオミキシング・配信先や録画設定等、配信に必要な操作の全てが1画面で完結。メモリー機能※搭載で欲しいレイアウトを瞬時に呼び出し可能。
※2022年秋以降のファームウェアアップデートで対応予定。
USB Type-C電源入力を2系統搭載し、ACアダプタとモバイルバッテリからの給電や電源冗長化に対応。モバイルバッテリを併用することで緊急時のバックアップとしても機能する。
LiveShellシリーズの特徴である専用機ならではの安定性を引き続き追求。PCを使わず本体とカメラ、ネットワークだけで長時間に渡るライブ配信が可能なほか、ネットワークは有線LANに加えて2.4GHzと5GHz帯の無線LANをサポート。5GHz帯を使うことで無線LANのネットワークが混雑するような場所でも安定したライブ配信を実現。本体から直接モバイル回線に接続に対応し、より安定した通信が可能となるという。
また、2022年9月以降に発売予定の専用バッテリケースを利用することで、外部バッテリ利用時の安定性を向上させることが可能としている。
▲LiveShell Wに9月以降発売予定のバッテリケースを取り付けた様子
1080/60p フルHD画質で最大3ch同時配信に対応し、YouTube Live、Facebook Liveなどの動画配信プラットフォームへマルチ配信を実現。配信解像度は入力されるシステム映像フォーマットに連動し最大1080/60pの解像度をそのままに、3ch配信を行なうことができる。異なるプラットフォームへの配信はもちろん、バックアップ用途として同じプラットフォームに別のアカウントで配信することも可能。
国内外の主要なライブ配信サービスをサポートするほか、専用サーバーを用いた独自のライブ配信、ライブ配信Webアプリ「LiveShell Studio」など多数の機能を搭載。LiveShellWがサーバーとなることで、専用の配信サーバーを構築することなくローカル環境で映像を配信できるRTSPモードも利用できる。
その他、本体前面にSDHC対応のmicroSDカードスロットと、本体前面・背面の2ヶ所にUSBアダプタポートを搭載。LiveShell Wのエンコード能力を録画機能として利用できる。LiveShell Studioで設定したシステム映像フォーマットで最大解像度1080/60pでライブ配信と録画を同時に行なうことが可能。
製品仕様
映像最大解像度 | 1920×1080 60fps(最大同時3配信)※録画機能を利用する場合は最大2 |
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映像圧縮方式 | H.264 |
音声圧縮方式 | AAC-LC |
映像ビットレート | 128kbps ~ 20Mbps |
音声サンプリングレート/ビット深度/ビットレート | 48kHz/16bit/48kbps~256kbps |
対応配信プロトコル | RTMP/RTMPSクライアント、RTSPサーバー、MPEG2-TS over UDP |
録画メディア | microSDカード(最大32GBのSDHC規格)、USBメモリ(USB2.0 High-Speed規格、FAT32フォーマット) |
録画ストリーム | 配信出力と同一のエンコーダストリーム |
映像入力 | HDMI 2系統 ※ HDCPには対応していない |
映像入力対応解像度 | HDMI(1080p/60(59.94), 1080p/50, 1080p/30(29.97), 1080p/25, 1080p/2(23.976), 1080i/60(59.94), 1080i/50, 720p/60(59.94), 720p/50, 720p/30(29.97), 720p/25, 720p/24(23.976), 576p/50, 480p/59.94, VGA)※ HDMI 2系統利用時は両系統とも同一のフォーマットを入力する必要がある |
音声入力 | デジタル音声:HDMI 2系統※映像入力と共通 アナログ音声:LINE-IN(ステレオ)、MIC-IN(モノラル) |
映像モニタ出力 | HDMI |
音声モニタ出力 | HDMI Audio |
映像切替エフェクト | Cut、Mix、Wipe |
映像合成エフェクト | ピクチャーインピクチャー、クロマキー、左右画面分割 |
テロップ合成 | テキスト配置、透過PNG画像合成 ※全画面の画像のみ対応 ※テキスト、画像の自由配置はアップデート対応予定 |
操作UI | LiveShell Studio(WebApp)/本体操作(本体ボタン) |
インターネット接続 | 有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T) 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)LTE (※別売品のLTEモデムが必要) ※無線LANとLTEは排他利用となりる |
対応ネットワークプロトコル | IPv4 / IPv6 |
電源 | 5V/3A (USB Type-C×2) ACアダプタ又は外付モバイルバッテリー(別売)からの給電が可能。 |
本体サイズ | W:145 mm × D:100 mm × H:42 mm |
質量 | 500g(LiveShell W本体のみ) |
◉製品情報
https://liveshell.cerevo.com/ja/w/
株式会社Cerevo
http://cerevo.com/