1月に発表された新製品VR-1HDはYouTuber、ポッドキャスト、高校放送部などスイッチャー初心者でも使えるわかりやすい操作性が売り。ソニーのアクションカメラRX0と組み合わせた手軽なシステム構成で展示されていた。発売は3月中旬を予定しているという。

 

HDMI接続で3つの映像ソースを切り替えられる。スケーラーを内蔵しているため、カメラはもちろん、PCやゲーム画面なども入力できる。XLR端子は2系統あり、1系統は前面に配置されているため、グースネックマイクを挿して、出演者がコメントを吹き込みながら操作することもできる。自動スイッチング機能は、他のモデルでも搭載されているがメニュー画面の中に入って設定していたが、自動で入力ソースを切り替えできるAUTO SWのボタンも前面に配置されている。

 

2チャンネルの小型スイッチャーV-02HDの展示。CP+初日にiPadアプリが公開され、合わせて展示されていた。カメラマンがワンマンオペレーションで操作するシチュエーションを考慮して、フットペダル(本体左横)をつないで脚でスイッチングを行うことも可能。

 

本体とはLightning端子をUSBに変換するケーブルで接続する。スイッチングの操作画面。①もしくは②のボタンを押すと設定したトランジションの効果で映像が切り替わる。画面下にはフェーダーもあり、画面をスライドして操作できる。操作のレスポンスもよくストレスなく使えそうだ。

 

オーディオの操作画面。