DJIは新モデルDJI Mavic Airを発表した。上位モデルのMavic Proと同様に折りたたんで持ち運ぶことができ、430gと小型ながら、1/2.3型のCMOSセンサーを備え、4K/30p(最大100Mbps)撮影に対応し、3軸ジンバルを備える。直販価格は送信機などをセットにして104,000円(税込)で、1月28日に発送を開始する予定。また、予備バッテリーを3個、予備プロペラも6個セットにしたFly Moreコンボも145,700円で用意する。
前後下方の3方向に障害物検出センサーを搭載
前方は0.5〜24m、後方には0.5〜20mの障害物を検出できるビジョンシステムを搭載。下方にも0.1〜8mの高度で有効なビジョンシステムを搭載し、安定したホバリングを実現する。バッテリー容量は2375 mAhで最大21分の連続飛行、無風状態では20分のホバリングに対応する。Wi-Fi動画伝送システムもリニューアルされ、2.4/5.8GHzのデュアル周波数と、最大4kmまでの720pライブビューに対応する。ただし日本国内では電波法により2.4GHzのみの利用に限られ、最大2kmとなる。
また、SPARKで搭載されたスマホやプロポなしにドローンを操作する「ジェスチャーコントロール」機能を備える他、動体追尾の「アクティブトラック」機能では最大16人までの被写体を識別できるという。25枚の写真を8秒で合成して全天球写真を作る「スフィアパノラマ」機能も搭載され、既に発売されている同社のゴーグル「DJI Goggles」でも試せる。
Mavic Airのイントロダクションムービー
製品のポイント
・430gの小型折り畳みドローン
・4K/30p撮影対応(100Mbps)
・3軸ジンバルを搭載
・最大飛行時間は21分
・SPARKで採用されたジェスチャーコントロールに対応
・自動追尾のアクティブトラックでは最大16の被写体を識別できる
・カラーバリエーションはアークティックホワイト、オニキスブラック、フレイムレッドの3色
●製品情報