公益社団法人映像文化製作者連盟(略称:映文連)は、「映文連アワード2021」の作品募集を4月1日から開始した。
「映文連アワード」は、プロフェッショナルの仕事にふさわしい作品を積極的に発掘・顕彰することによって短編映像業界の活性化を図るとともに、次世代を担う新しい才能(学生・個人)を発掘し、映像業界のインキュベータとしての機能を担うことを目的として、2007年に創設された短編映像祭。
今年15年目を迎える「映文連アワード2021」のコンセプトは“reborn(新生)”。キャッチコピーは“時代ヲ突破スル映像、求ム。”。
「映文連アワード」は、2010年より始まった「映文連 国際短編映像祭」の一環として行われる。海外映像祭との連携を深めながら、人々と共感し合えるショートフィルムをより多くの人々に知ってもらえるよう、今年も東京・大阪に加え、札幌・沖縄でも上映会を予定している。
公募部門は、「コーポレート・コミュニケーション部門」「ソーシャル・コミュニケーション部門」「パーソナル・コミュニケーション部門」3部門からなる。経験豊かなプロデューサー・ディレクターによる1次審査、映像評論家などの審査員による2次審査を経て、最優秀作品賞(グランプリ)、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞、優秀作品賞(準グランプリ)、部門優秀賞、優秀企画賞、i賞(個人賞)、その他、特別賞や企画奨励賞等が決定する。
映文連アワード概要
■募集期間
2021年4月1日~5月31日(消印有効)
■応募資格
一般(会員外でも可)
■応募要件
・2020年4月1日から2021年3月31日までに完成した作品(※コロナ禍での影響を受けた作品については、別途で相談)
・上映時間は原則として60分以内
・受賞した場合に受賞作品上映会での上映に支障がないこと
・以下のいずれかの手法・メディア
映画・ビデオ/TV番組(地上波TV番組以外)/Web/展示映像/ アニメーション/CG/VR等
■募集部門
(1)コーポレート・コミュニケーション部門
企業のアウター・ブランディング、インナー・ブランディングなどを目的とし、産業または企業文化を伝えるための作品。企業紹介映像、企業広報映像、施設紹介映像、販売促進映像、製品紹介映像、イベント等の展示映像。
(2)ソーシャル・コミュニケーション部門
教養(教育、文化、社会)を目的とする作品や社会性のあるテーマを広く一般に伝えるための作品。
教育教材映像、科学技術映像、技術記録映像、学術・研究映像、文化・教養映像、展示館等の展示映像、ドキュメンタリー映像など。
(3)パーソナル・コミュニケーション部門
映像製作を志す学生及び個人グループが製作した作品で自由課題を想定。
■賞
(1)大賞
最優秀作品賞(グランプリ) 1点
文部科学大臣賞 1点
経済産業大臣賞 1点
優秀作品賞(準グランプリ) 3点
(2)部門優秀賞
コーポレート・コミュニケーション部門 部門優秀賞 5点以内
ソーシャル・コミュニケーション部門 部門優秀賞 5点以内
パーソナル・コミュニケーション部門 部門優秀賞 5点以内
(3)特別表彰
優秀企画賞 数点
i賞(個人賞)1名
■審査発表
2021年9月上旬(映文連HP上にて発表)
■表彰式
2021年11月中旬(都内ホールにて)
■上映会
2021年11月~2022年2月。東京、大阪、札幌、名古屋、沖縄等にて受賞作品を一般向けに公開上映予定。
■申し込み方法
参加者は、参加申込書(Excelファイル)に必要事項を入力・捺印の上、作品とともに郵送にて映文連事務局へ提出。併せて、印刷前の参加申込書のデータを info@eibunren.or.jp まで送付。
<参加料>
一般:1作品につき18,000円
映像文化製作者連盟会員:1作品につき12,000円
パーソナル・コミュニケーション部門に応募する学生または個人の製作者:1作品につき6,000円
◉申し込み・問い合わせ
公益社団法人映像文化製作者連盟
https://www.eibunren.or.jp/top/eibunren-award2021.html