EIZO株式会社は、30.5型・DCI 4K(4096×2160)解像度のHDRリファレンスモニター『ColorEdge PROMINENCE CG1』を、2024年冬に発売する。価格はオープン。

また、同社は米国ラスベガスで開催される世界最大の放送・映像関連イベント「NAB Show 2024」にブースを出展し、今冬発売予定のHDRリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG1」を世界初展示する。

『 CG1』は、「CG3146」の後継機種で、映像制作でのカラーグレーディングに使用するHDR対応のリファレンスモニター。

前機種からの主な進化ポイントは2つあり、1つ目は、当社初となるSMPTE ST 2110対応。SMPTE ST 2110は、IPネットワーク上における映像データの伝送方式を定めた標準規格の一つで、放送局を中心にSDI規格からの移行が推進されている。

『 CG1』はこの規格に対応したことで、IPネットワーク上で非圧縮方式で送られた映像を扱うことができ、より効率的な制作ワークフローの構築をサポートする。

もうひとつの進化ポイントは、HDMIの伝送モードFRL(Fixed Rate Link)に対応。HDMI接続時、4K解像度かつ12-bit表示といった、高解像度でより滑らかな階調の映像を表示することができる。

表示性能や、映像制作者の使いやすさに配慮した機能はCG3146を踏襲。1000cd/m2の高輝度、100万:1の高コントラスト比を実現するほか、広色域表示や滑らかな階調表現ができ、画面の表示ムラ補正機能などを搭載。

モニター筐体上部には、1000cd/m2の高輝度を正確に測定できるEIZO独自のキャリブレーションセンサーを内蔵しており、色管理を自動化している。

 

◉EIZOブースの詳細はこちら
https://www.eizo.co.jp/event/pr/#nab_2024

NAB Show 2024
https://nabshow.com/2024/