富士フイルム株式会社は、「Xシリーズ」の最新モデルとして、ミラーレスデジタルカメラ『FUJIFILM X-E4』を2月下旬〜3月中旬に発売する。カラーは、ブラックとシルバーの2機種。価格はオープンで市場想定価格は、『X-E4』単体が99,000円、『X-E4/15-45mmキット』が110,000円(税別)。

『X-E4』は、圧倒的な小型軽量ボディに位相差画素数2,610万画素を誇る「X-Trans CMOS 4」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載し、最高性能のAF性能・高い機能性・快適な操作性を実現したカメラ。さらに、Xシリーズ最軽量の約364gのコンパクトボディを実現。

同社の写真用フィルム「Velvia」や映画用フィルム「ETERNA」、豊かな階調を持つモノクロモード「ACROSS」など、18種類の「フィルムシミュレーション」を搭載。

また、極限まで薄く仕上げたボディに180°チルト式のLCDモニターを内蔵。ローアングルでの撮影やVlog、自分撮りに最適。天面にはシャッタースピードダイヤル(S.S.ダイヤル)を採用。常に設定を視認することができ、常に次の撮影に備えることが可能。さらにS.S.ダイヤルに新規採用された「プログラム(P)」モードはあらゆる状況に対応し、スナップシューティングに適している。同時に発売のXF27mmとの組み合わせではレンズとカメラを合わせて448gと超小型軽量システムながら、絞りダイヤルを使った絞り優先撮影や、本格的なフルマニュアル撮影も可能になる。

本体サイズは、レンズ交換式Xシリーズで最小の幅121.3×高さ72.9×奥行き32.7mm、質量約364g。

 

▲『X-E4/15-45mmキット』ブラック(左)、シルバー(右)

 

主な特長

■充実の動画撮影機能

・6K相当のデータ量から4K映像を生成することで、ノイズが少ない高解像の映像を実現。カメラ内SDカードに4K/30P 4:2:0 8bit、HDMI出力で4K/30P 4:2:2 10bitに対応。

・フルHD・240Pのハイスピード動画撮影が可能。素早く動く被写体の一瞬のアクションも、最大10倍のスローモーション映像で再生できる。

 

■多彩な機能と快適な操作性

・背面モニターを最大180°上方向に反転することのできる180°チルト式モニター採用。ハイアングルやローアングルでも光軸とズレない位置で快適に撮影できると同時に、自分撮りやVlogにも便利なモニターを実現。

・天面には、シャッタースピードダイヤルを採用。常に設定を視認できるため、電源を切った状態でも次の撮影に備えることができる。さらに、S.S.ダイヤル上に「プログラム(P)」を新規に搭載。Pに設定することでシャッタースピードと絞りの組み合わせをカメラに任せることが可能になり、被写体の動きが突発的なスナップシューティングでも有効。

・背面の操作系はシンプルかつ直線的なレイアウトを採用。従来あったリアダイヤルの機能をフロントダイヤルに集約する事で、カメラを握った際に親指を置くスペースを確保し、快適な操作性を実現。

▲チルト式背面液晶モニターを採用し、ハイアングルからローアングルまで様々なスタイルで撮影できる。

▲モニターを180°上方向に反転させて「自分撮り」を簡単に行うことができる。

 

最高性能デバイスによる超高速AFを実現

・総画素数2,610万画素を誇る「X-Trans CMOS 4」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載し、画面全域(約100%)で高精度な位相差AFを実現。最速約0.02秒の高速AFと被写体を確実にとらえるAFトラッキング性能を備えるため、撮りたいと思った瞬間を逃さず、スナップシューターに最適。

・高精度の動体追従AFを搭載と顔検出・瞳検出AF機能も搭載。動きのあるポートレート撮影などでも被写体の顔・瞳を追従し、シャッターを切るタイミング・構図に集中して撮影できる。

・-7.0 EVの低輝度環境下でも「低照度AF」が駆動し、日の暮れた屋外、光量の少ない屋内といった暗闇に近い環境でも被写体にAF駆動でピントを合わせることができる。

 

■多彩なフィルムシミュレーションを搭載

・高彩度な発色とメリハリある階調表現が特徴的な「Velvia」や”銀残し”の表現を再現した「ETERNAブリーチバイパス」などの色・階調・彩度を再現できる全18種類の「フィルムシミュレーション」を搭載。

 

◉製品情報
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-e4/

富士フイルム会社
https://fujifilm.jp/index.html