富士フイルム株式会社は、ミラーレスデジタルカメラ『X-T50』を6月に発売する。カラーはシルバーとブラックの2色。価格はオープンで、市場想定価格はボディ本体が246,400円、「15-45mmキット」が264,000円(ともに税込)。

「Xシリーズ」第五世代の裏面照射型約4020万画素「X-Trans CMOS 5 HR」センサーを搭載。画素構造の改良により多くの光を効率的に取り込めるため、従来機の「 X-T30 II」では拡張感度であったISO125を常用感度として使用できる。

5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機能を搭載しながらも、質量約438gの小型軽量ボディを実現。また、電子シャッターのシャッタースピードを最速1/180000秒に設定できるなど、露光時間の制御を高精度に実現。

動画機能は、6.2K/30p 4:2:2 10bitでのカメラ内カード記録が可能。4K/60pや1080/240pにも対応動画撮影中のトラッキングAF機能も搭載。F-Log2を搭載、13+stopの広いダイナミックレンジ記録が可能。

ディープラーニング技術を用いて開発したAIによる被写体検出AFを搭載。動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローンをAIで検出します。さらに、従来機より進化したAF予測アルゴリズムも搭載。

多彩な色調を表現できる「フィルムシミュレーション」に、忠実な色再現性とメリハリのある階調表現を併せ持つ「REALA ACE」など全20種類を搭載。また、約4020万画素の高画素を生かしたデジタルテレコン機能を搭載し、画像を1.4倍と2倍に拡大して撮影できる。

丸みを帯びたラウンド形状のボディデザインを新規採用。天面左肩に新たにフィルムシミュレーションダイヤルを採用。被写体やシーンに合わせて全20種類のフィルムシミュレーションモードを直感的な操作で切り替えることができる。

天面にファインダー部と一体となったポップアップフラッシュを搭載。モニターは従来機同様に184万ドット・チルト構造の背面液晶モニターを採用。本体サイズは123.8(幅)×84(高さ)×48.8(奥行)mm。質量は約438g(バッテリー、 メモリーカード含む)。



◉製品情報
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-t50/

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