Insta360Japan株式会社は、世界初の8K 360度撮影機能を搭載したドローン『Antigravity A1』を発表した。2026年初頭に発売予定。価格は未定。


『Antigravity A1』は、デュアルレンズ360度カメラシステムが搭載。レンズはドローンの上部と下部にそれぞれ配置されており、死角のない完全な周囲映像の撮影を実現。
さらに、先進のスティッチング技術により、ゴーグル越しや記録映像上ではドローン本体が映像から消失。これにより、操縦者がその場に入り込んだかのような、没入感あふれるクリーンな映像体験を提供するとしている。
『Antigravity A1』の大きな特長のひとつが、これまでにない圧倒的な没入感だとしている。ドローン本体、Visionゴーグル、Gripコントローラーが連携することで、空を自由に探索する新しいスタイルを実現。



Antigravity独自のフリーモーションモード(FreeMotion Mode)とレスポンスの高いヘッドトラッキング機能により、操縦者は頭の動きで自由に周囲を見渡しながら、手の直感的なジェスチャー操作でドローンを操縦できる。これにより、視線の方向と飛行の方向を分離でき、まるでその場に“本当にいるかのような”空中体験が可能になるとしている。記録された映像は何度でも360度で再生可能。
デュアルレンズ構成は、Insta360の人気シリーズ「Xシリーズ」の機能性を継承。すべてのアングルが記録される。ダイナミックなカメラワークや、小惑星(Tiny Planet)効果、水平反転など、新たな映像表現の可能性が広がる。
映画のようなFPVスタイルの映像も、これまで以上に簡単に制作可能。
操縦は従来のスティック操作ではなく、自然な手の動きに反応する「Gripコントローラー」で行い、初心者でも直感的な飛行が可能。また「Visionゴーグル」と連携することで、リアルタイムで360度全方位を見渡しながら飛行でき、未知の空間を自由に探索できる。
さらに、安全性にも配慮。Antigravity A1には積載物検知機能が搭載されており、誤使用や無許可の改造を防止し、純粋に空撮や探検を楽しむ目的に限定した運用を実現。

主な特長
- 上下に配置されたレンズによる8K 360度全景撮影に対応
- わずか249gの軽量設計で、多くの国や地域で登録不要で飛行可能
- 高度なスティッチング技術により映像上でドローン本体が消える「インビジブルドローン効果」を実現
- Gripコントローラーによる直感的なポイント・トゥ・フライ操作
- Visionゴーグルによる360度のライブビューとリアルタイムのヘッドトラッキング
- 撮影後に自由に構図を調整でき、シャッターチャンスを逃さない編集ワークフロー
- 自動帰還機能や積載物検知機能など、安全性を高める複数の保護機能を搭載
Insta360
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