2008年11月19日から21日の３日間、千葉県幕張メッセで開催されたInter BEE 2008(国際放送機器展）のうち、ローランドブースの模様をレポート。
◆F-1の使い方をステージ形式でデモ
ローランドはブースの半分をステージと大型ディスプレイにして、デモを行なっていた。中心はHDVカメラと組み合わせて使うHDDレコーダーF−１。講師は本誌でもおなじみの近藤洋史氏。実際にミュージシャンのライブ演奏をF−１を装着した２カメで撮影して、その素材を専用のソフトで簡易的にPC編集する流れを解説していた。
▲F-1の記録媒体はリムーバブルのハードディスクだったが、今回あらたに64GBのフラッシュストレージが加わった。
▲F-1用の簡易編集ソフト。無償ダウンロードできるもの。HDVを２ストリーム走らせて、音楽に合わせてカットポイントを指定できる。映像トラックはメインとインサートに加え、PinP用のトラックがある。音声は４ch分に加えてステレオで３トラック分がある。