パナソニックコネクトではライブ映像制作プラットフォームKAIROSを中心に業界No.1シェアを誇るPTZカメラやコンパクトスイッチャーなどを展開。ひと際目を引いたのはグリーンバックなしでキー合成が可能なソフトの展示。

これはPTZカメラコントロールや危機管理などを行うソフト・Media Production Suiteの有償プラグイン「Video Mixer」。来年第一四半期にリリース予定だという。カメラ入力はSDI、SRT、NDIに対応し、同社PTZカメラ以外も使用できるという。AIで自動画像認識で人物と背景の分離を行うことができる。天気予報など報道番組、セミナー・プレゼンテーションなどで活用を見込んでいる。出力は同じくSDI、SRT、NDIに対応しておりPGMをスイッチャーに入力してライブ配信や収録の1ソースとして使うこともできる。

KAIROSは第2世代のメインフレームが登場。これまで2Uだったが、4Uになったことで排熱や静音性など安定性が大幅に向上したという。

 

KAIROSのコントロールソフト「KAIROSクリエータ」は直感的に操作できるタッチコントロールパネルソフトウェアを新たに開発。UIもユーザーが使いやすいように自由にカスタマイズできる。

 

3月に発売されたB5サイズのコンパクトライブスイッチャーAV-HSW10。SDI、HDMIに加え、High Bandwidth NDI、NDI|HX、SRT、RTMP入出力に対応。マルチカメラ撮影で便利な自動色調整機能やPCからLANケーブル1本で入力できるNDI αチャンネル入力にも対応し、CG素材なども扱いやすくなった。ソフトウェアコントロールパネルではテロップ合成やエフェクト合成などにも対応する。