TILTA(ティルタ)は2009年に設立された中国・深センのカメラアクセサリーメーカー。2017年にはアメリカに法人を開設し、ハリウッドの映画製作の現場でも存在感を増してきている。カメラリグやワイヤレスフォローフォーカス、ジンバルなどの製品群を発表している。今回のブースの目玉となったのは、11月1日に発表されたブラックマジックデザインのBlackmagic Pocket Cinema Camera 4K(BMPCC 4K)用カメラリグ。
カメラの機能を拡張するカメラリグ
フルケージ(99ドル)とトップハンドル(79ドル)、SSDを設置できるサンフード(価格未定)と組み合わせた状態。HDMIやUSB-Cはネジで固定するL字のアタッチメントも。参考展示となるため、今回会場には展示されていなかったが、VマウントやFPバッテリー用のバッテリープレートやフォローフォーカス用のコントロールダイヤルを備えたサイドハンドルなども登場する予定だ。
▲TILTAの製品紹介ムービー
購入するにはメーカーの直販もしくは、B&H等の海外の機材ショップで購入することになる。現在、日本での販売代理店も募集中とのこと。
●製品情報(英文)
https://products.tilta.com/bmpcc4k/
木製グリップで味のあるジンバルも
同社では、日本ではあまり見慣れないが、TILTAMAXのブランドでGRAVITYというシリーズのジンバルも展開している。写真は最大3.5kgのペイロードに対応するGravity G2。フォローフォーカスなどのアクセサリーも充実している。
オプションのハンドルWLC-T03RS。ジンバルのグリップとダブルハンドで持つことができ、手元でフォーカスやRECの操作も可能になっている。
●製品情報(英文)
https://tilta.com/shop/nucleus-m-wireless-follow-focus/