1977年にスタートし、100人以上のプロの映画監督を輩出してきた映画祭、PFFが2月3日(月)から3月25日(火)の期間で作品を募集する。3月下旬から予備審査。1作品を最低3人以上で鑑賞し、全員で観たい作品の推薦会議を実施。2次審査では、1次審査通過作品を全メンバーが鑑賞。審査会議で丸一日を費やして協議し、7月に入選作品を発表。9月のPFFにて表彰される。
その後、全国のPFF開催会場で上映される。
◉自主映画の歴史と共に歩んできたPFF
35回の映画祭を通して、100人以上のプロの映画監督を輩出してきた秘訣は真摯な作品審査。
スタートは1977年。森田芳光監督や石井聰亙監督らが登場した「個人映画」と呼ばれた8mmフィルム作品時代から、近年のエンターテインメント性の高いデジタル作品まで、約2万本におよぶ自主映画の審査を行ってきたPFF。いつの時代も変わらず「映画の新しい才能」を発見すべく、常に最良の方法を模索しながら作品審査を行なってきた。その結果、「PFFアワード」から現在の日本映画界を牽引する、個性溢れる映画監督たちが誕生している。
【PFFアワードの主な入選監督(入選年順)】
黒沢清(『Seventh Code』)、 園子温(『地獄でなぜ悪い』)、
橋口亮輔(『ゼンタイ』)、 塚本晋也(『KOTOKO』)、 矢口史靖(『WOOD JOB』)、
中村義洋(『白ゆき姫殺人事件』)、 熊切和嘉(『夏の終り』)、
李相日(『許されざる者』)、 荻上直子(『レンタネコ』)、
内田けんじ(『鍵泥棒のメソッド』)、 石井裕也(『舟を編む』)
◉応募方法は公式サイトをチェック
http://pff.jp/jp/award/entry/