RAIDブース。REDの新製品、ハイエンドのV-RAPTOR-XLが初登場した。フラッグシップの V‑RAPTOR 8K VV センサーをオールインワン システムに搭載。V-RAPTORのようなモジュール式ではなくNDフィルターや端子類などもすべて一体になっている。それでもボディはコンパクト。会場では日本でV-RAPTOR-XLで撮影したショートムービーのデモリールも流されていた。
こちらも今回初めて登場した8K-S35。スーパー35mmを採用した8Kカメラで、ボディはこの色になるという。テレビ局向けを想定しているのかB4マウントアダプターを介して、B4マウントのズームレンズが装着されていた。
RAIDでは、REDが記録メディアとして保証するエクサセンド(EXASCEND)の取り扱いを開始している。注目は今後採用メディアが増えているCFexpress Type Bで、上位のNitroシリーズは読み出し1850MB/s、書き込み1700MB/sというだけでなく、VPG400の規格に対応しているのが特徴。容量のラインナップとしては1TBと512GBの2種類。
ZOOMは単独ではブースを出していなかったが、販売代理店であるRAIDのなかで製品を展示していた。32bit フロート記録に対応したF3、F6の人気は高く、F6は来年まで入荷待ちになっている。F3をカメラに載せてガンマイクからの入力を記録するリグが組まれていた。電源はUSBバッテリーから供給できるようになっていた。
ZOOM H8用のアンビソニックマイクとして発表されていたVRH-8だが、これもようやく発売されるという。4個のマイクを使用して360º録音が可能。