株式会社MotionGalleryは、映画を「つくる」「楽しむ」ための新しい体験を“現像”する台本カフェ・バー『下北現像所』を2024年12月1日に東京・下北沢にオープン。
「身近で手触り感のある鑑賞体験が生まれる場所」を目指し、プリミティブだが映画制作の重要なスタート地点である「台本」に焦点を当てた「台本ライブラリー」として、台本から「映画をDIGる」楽しさ、映画を見た後にその台本を読み返して考察する体験を提供。8mmフィルムのワークショップや、鑑賞作品について台本を読みつつ語り合うイベントも開催予定。
また、映画時間を豊かにするフード・ドリンクが用意されており、一部商品は、株式会社MotionGalleryが運営などに携わるシモキタ・エキマエ・シネマ「K2」への持ち込みも可能。
概要
『下北現像所』は、クリエイターが集う場所、アイデアを実現する場所、自然にクリエイターになれる場所にすべく、4つのサービスを展開。
1:台本ライブラリー
アーカイブ機能を意識した、台本図書館。新旧織り交ぜて、様々な作品の台本をアーカイブしていき、販売や持ち出しは行えない、ここでしかできない体験とし、映画のTIMELESSな魅力に浸れる場所を目指す。また、製本していない作品は、積極的に製本し、アーカイブを行う。
2:8mmフィルム
映画の歴史を遡ると、やはり重要な媒体である「フィルム」。制作体制はより一層デジタルに移行する中、相対的に、そのアーカイブ性からもフィルムの重要性も高まりつつある。そんなフィルムも台本に並ぶ映画の重要な要素であることに着目し、新しいフィルムコミュニティを創ることを目指す。カメラやフィルムの発売や8mmフィルムワークショップなども開催予定。また、現像撮影された8mmフィルムを8mmカラーネガフィルム現像 & HDオーバースキャンするサービスを展開することも予定されている。
3:カフェ
Craft Cola
映画館の飲み物の定番といえば「コーラ」。コーラをより健康で美味しい飲み物にアップデートした提案をするため、『クラフトコーラアワー』が全国から厳選したこだわりのクラフトコーラを用意。ソーダアップ、お湯割り、ミルク割りのほか、クラフトコーラフロートなど種類も豊富。夜はクラフトコーラをベースとした映画体験・カヌレと相性のよいカクテルも提供される。価格は、690円(税別)〜。
Canelé
映画館体験をアップデートする食べ物として「音がしない、こぼれない、匂わない」を満たす、オリジナルカヌレを作品と連動しつつ展開(グルテンフリーもあり)。また、カヌレにも使われる「ラム酒」を取り揃え、カヌレとの一体感のある体験も提供すべくクラフトラムも多数用意される。価格は、390円(税別)〜。
4:バー
映画鑑賞後にたくさんの人と映画について語りたいと思っている方は多いものの、そのような場所が少なくなる今、K2やMOTION GALLERYのクリエイター・ネットワークをベースにイベントを多数企画予定。映画について語れる場所を目指し、「ポップコーンサワー」など映画の話が弾むメニューも用意。