株式会社シグマは、フルサイズミラーレスカメラ『Sigma BF』を発表した。マウントはLマウントで、シルバーとブラックの2色がラインナップ。発売日は2025年4月。価格はオープンで、市場想定価格は385,000円（税込）。
『Sigma BF』はLマウントのフルサイズミラーレスカメラ。7時間をかけてアルミニウムインゴットから削り出された、カメラの歴史上初という継ぎ目のないユニボディを採用。独自のユーザーインターフェイスは、感圧式のハプティックボタンおよびダイヤルにより直感的な操作が可能。約2400万画素のフルサイズセンサーを採用。
最先端のアルゴリズムを活用した、像面位相差AFとコントラストAFによるハイブリッドオートフォーカスシステムが被写体を正確かつ確実に捉える。被写体検出モードでは人物に加え、犬・猫の検出に対応。
動画機能は、高精細な6Kでの映像撮影やL-Logでの収録に対応。最大120fpsのフレームレートで収録が可能。フルサイズセンサーならではの広いダイナミックレンジを活かした映像制作が可能。
記録メディアには230GBの内蔵ストレージを採用。最高画質設定でJPEG画像なら14,000枚以上、RAW画像なら4,300枚以上、動画なら2.5時間以上の記録が可能。USB-Cポートは、高速充電とデータ転送に対応。
主要な設定をライブビュー画面に、副次的な設定をオプションメニューに、管理機能や詳細設定はシステムメニューに格納するといった、従来のデジタルカメラから情報構造を一新したユーザーインターフェイスを搭載。シャッタースピード、絞り値、ISO感度、露出補正、カラーモードといった、撮影に関わる重要な要素が指先ひとつで簡単に操作でき、オート設定を組み合わせることで、一般的な撮影モードダイヤルの機能もカバーする。
デフォルトのライブビュー画面は必要最小限の情報のみを表示させており、表示設定を変更することで全く情報を表示させないことも可能。設定中の項目はステータスモニターに表示されるため、ライブビュー画面では構図や被写体だけに集中できる。
すべての操作は、わずか3つのボタンと1つのダイヤル、シャッターボタン、そして電源ボタンに集約。ダイヤルと3つのボタン（センター、オプション、再生）には、ミラーレスカメラとして初のハプティクスを採用。
また、13種類のカラーモードを搭載。個性的なティールアンドオレンジ、パウダーブルー、ウォームゴールドから、リッチとカームまで、幅広いモードを備えている。
主な仕様
型式：レンズ交換式デジタルカメラ
記録メディア： 内蔵メモリー（約230GB）、USBストレージ（バックアップ対応）
レンズマウント： Lマウント
撮影素子： 35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー
カメラ有効画素数 ／ 総画素数 ：約2460万画素／約2530万画素
動画フォーマット Mov：H.264、H.265、L-Log
動画記録サイズ／フレームレート： 6K 29.97 fps, UHD 29.97 fps, FHD 119.88 fps
ISO感度： ISO100-102400／拡張感度ISO6、12、25、50
モニター： 3.15型 約210万ドットカラーモード 13種（スタンダード、リッチ、カーム、パウダーブルー、ウォームゴールド、ティールアンドオレンジ、FOVクラシックブルー、FOVクラシックイエロー、フォレストグリーン、サンセットレッド、シネマ、709ルック、モノクローム）
外形寸法： 約130.1×72.8×36.8mm
質量： 約388g（本体のみ）